夏のヘビロテ麺
夏が苦手な、夏生まれです。
7月の初め。
暑いぞ、夏だ。
夏と言えば、猛暑!!
東京の夏は暑いですね、エアコンが無ければ生きて行けない百巻デブです。上京してきて2年経ちますが慣れませんね、この茹だるような暑さには。田舎にいた時は暑くてもせいぜい30度程度でした。こちらは余裕で35度を超える日も・・・。
とうぜん食事も熱いものは避けるようになるわけで、冷やし麺のヘビーローテーションが行われる夏の我が家です。
大飯喰らいがいる我が家は駅近くの業務スーパーにいつもお世話になっています。週1で私と兄者がガラガラ引いて歩くタイプの旅行カバンいっぱいに買い出しに行きます。野菜やお徳用ソーセージ、業務用冷凍食品など、いつもはそんな顔ぶれの買い物ですが・・・。
1、2、3、4、・・・、13、14、15、16、生麺16玉まとめてお買い上げです、店員さんは我が家で今日は麺パーティーか何かが開かれると思われたことでしょう・・・、うん、そういう風に思ってください。
いくら1週間分と言っても多すぎるとお思いでしょうが、7日間でこれが消費される恐ろしい一家です。
「今日は?」
「ラメーン」
「また、ラーメン?まあいいけど」
おねーやんがいない夜は大抵ラーメン。家の女帝とも言えるおねーやんは実は人工透析患者だったりします。ミネラルとかカリウムとか大敵、害にならないのはお砂糖だそう。なのでおねーやんがいる時は家族みんなで塩分制限がかかります、・・・ちと不満。などということは口が裂けても言えないので今の一言は見なかったことに。
さて、問題はラメーンです。(私独自のラーメンの愛称)
味が変わるだけで冷やし麺には間違いありません。
物ぐさ太郎のおしながき
ごまドレッシングの冷やし中華
てきとう野菜のつけ麺
みそ
しょう油
タンメン?
さあ、今夜はどれ?
茹でて冷やした麺にそばつゆとごまドレッシングをかけただけのなんちゃって冷やし中華とその日の気分で変わる野菜炒めとメンマとチャーシューを具に赤い缶が目印のウェイパーを溶いたスープに好きな味を足したつけ麺。
「じゃあ、今日はつけ麺」
「ラジャ」
今夜、つけ麺決定です。
野菜を適当に切りにします。たまねぎ、にんじん、ねぎ、そしてもやし。フライパンにごま油をひき、野菜を投入。適度にシンナリしたらチャーシューとメンマを加えて水を入れます。ちなみに某ハーブソルトで炒めています。
兄者が絶対にしょう油と言って聞かないので、今のところしょう油ベースです。ウェイパーを適当にスプーンで入れ、目分量のしょう油を入れます。味は濃いめで、煮立ったら出来上がり。別鍋で麺を茹でて、冷やします。丼ブリとお椀にそれぞれを盛れば完成です。
今日は隠し味に某カツオ出汁の素と焼肉のたれを入れました。一口すすって・・・。
「あ、今日のは美味しい」
とのコメントをいただきました。
「・・・それじゃあいつものが美味しく無いように聞こえるんですが?」
「いつも美味しゅうございます」
「明後日は冷やし中華?」
「・・・」
おねーやんは一日置きにいません。私の言葉に固まる兄者。
夏は一日置きにラメーンな我が家でした。
ラーメンって、とても偉大な食べ物だと思います。