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第44話 びこう。3

「……あいつらめっちゃ楽しそうだな」


「そうっすねー」


「会話の内容が理解できないですが、雰囲気はいいですね」


 たしかに話聞いてても意味わかんないもんな。ライスだけでこいつらどんだけ盛り上がれんだよ。


「あー。店長申し訳ないっす」


「ん?どうした?」


「そろそろ疲れてきたんで帰りますね。おつかれっす!」


「え。ちょ。自由かよ」


 そう言いあかっちはあっという間に帰ってしまった。引きとめる理由もないけどマジかよ。


「……二人っきりになっちゃいましたね。気分が悪くなってきました。おえー」


「どんだけ俺を汚物扱いすんだよ!」


「汚物扱いなんてしてません!汚物に対してひどい扱いをしているんです!」


「誰が汚物じゃ!っつかひどい扱いしてるって自覚はあるんだな!」


「勿論です。わざとですから!」


「堂々と言うことじゃねえ!」


 あかっちが帰った途端、七海ちゃんのいつもの罵倒が始まった。別に冗談で言ってると思うからいいんだけどさ。……あれ、本当に冗談だよね?


「ところで、店長さん」


「ん?」


「あの……凄く今更だと思うのですが一ついいですか?」


「どうした?」


「いい加減そろそろ何か注文しませんか」


 そういや店に来てから相当時間経つけど何も頼んでなかったな……。


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