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第198話 後日談。2

「そりゃ……ねえ?二人とも中学生じゃないんだから……それぐらいわかるでしょ」


「さ、さて何のことでしょう……」


「そんな恥ずかしがって言うようなことじゃないよ??」


「……そ、そんなこと!あかっちさんに言う必要ありません!」


 正直何も期待せずにこんなことを聞いたんだけど……反応的に何かあった様子。これは期待できそう。


「せっかく相談に乗ってあげたのになー。俺は結局都合のいい奴かー」


「たしかに都合のいいようにアドバイスをもらってますけど……」


「別に俺はいいんだよ。都合のいい男でさ。ただどういう風に恋が発展したのか気になるっていうのが純粋な気持ちでさ」


「……えっと……その……」


「話したところでなにか損するわけじゃないんだからさ」


「………うう………」


 あともう一息だ。もう一息で喋ってくれるはず。


「今回の話を聞いてさ、また何か七海ちゃんにアドバイスができるわけかもしれないしさ」


「……でも……言うの恥ずかしいし……」


「別に言ったって俺以外誰に知られるわけでもないんだしさ。そういうのは言っちゃったほうが楽になるんだって」


「……そうなのかなぁ……」


「ざっくりとでいいし。ちょっと教えてよ?」


「…………」


 恥ずかしさのせいなのか俯いたまま黙り込んでしまう七海ちゃん。


 ……流石にちょっと言い過ぎたか?……まあプライベートな部分でもあるし……これ以上突っ込むのは流石に失礼か。


「ごめんごめん。別に言いたくなかったらいいよ」


「……パンッ……」


「……ん?……なんて??」


「……ぱ、パンツをずらされて……そ、その後……目隠しをして……い、色んなことをしただけです」


「……そんな関係までいってんの!?」


 俺の想定よりも遥かに進んでんだけど。

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