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第197話 後日談。

「七海ちゃん店長とのデートどうだった?楽しかった?」


「…………うんっ」


 今日のシフトは七海ちゃんと一緒だ。俺があざらしやバカ先輩とごちゃごちゃしてた時、店長と一体どんなことをしてたんだろうか。


 七海ちゃんの雰囲気を察するにデートは結構上手くいったんだろうけど……とても気になる。早くからかいたい。


「そういえば紹介した店どうだった?美味しかったでしょ?」


「美味しかったですよ。店長さんも喜んでました。やっぱり店長さんのことを聞くのはあかっちさんが一番ですね」


 実はデートに行く前に七海ちゃんからプランを相談されていた。主に店長の好みとかそういうのを相談に乗っていたわけだが……改めてマメな子だなと思う。そんな真剣に考えなくたって店長喜ぶだろうに。まあそんだけ好きってことなんだろうけど。俺には全く理解できない。


「まあ参考になったら何よりって感じ」


「でも前から少し思ってたんですが……それだけ店長さんのことに詳しいってことは……絶対あかっちさんホモですよね」


「ちげーよ!気持ち悪いぃ!」


「いや、絶対ホモでしょ。片思いしてるでしょ。こういうのは何でもいいからホモ感を出しといたほうが人気が出るんですよ。これであかっちさんの好感度もぐんっと上がります」


「やめろ!そういうキャラじゃねえって!好感度とかどうでもいいわ!」


 逆に何故か七海ちゃんにいじられている。これはもうデートの話に容赦無く突っ込んで形成逆転するしかない。


「それでさ、七海ちゃん。デートはどこまでいったの???」


「どこまでって……。ど、どういう意味ですか」

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