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第187話 トマト。5

「………………!?」


「どうですか?トマトだったでしょ?」


「……げほっ!!!あ、あなた……嘘でしょ……!?これが……げほっ!!こ、これが、トマトなわけないじゃないですか!?よく平気な顔してトマトだとか言えましたね!!」


「え?トマトでしょ!なんで嘘つくんですか!」


「トマトじゃないですよ!よくこんなの舐めましたね!!!…………はっ!まさか、あなた私にシャツを舐めてもらうためにそんな嘘を付いたんですか……?最低です!刑務所で会いましょう!さようなら!」


「まってください!まずはこれがトマトかどうかを話し合うことが大事です!」


「話し合う必要なんてないです!貴方を何かやばそうな容疑で逮捕します!」


「待ってくださいって!せめて他の人に舐めてもらってからにしましょう?誰か近くに……あっ!あの人達に試してもらいましょう!」



「やべっ。見つかった」


「こっちに近づいてくるのですよ」


 向こうからは死角のはずなのに、何故かすぐ見つかってしまった。


 気が付けば目の前にバカ先輩が立っていた。


「ちょっといいですか??このシャツを一度舐めてもらっていいですか??」


「……先輩。俺っすよ。俺」


「……もしかしておばあちゃん?」


 この人は何を見て人を認識しているのだろうか。

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