表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
177/245

第167話 まっく。5

「異世界チート無双バーガーください」


「そんなネット小説みたいな商品は取り扱いしておりません」


 今日はマック野郎が店にやってきた。……普段ならここで何の生産性もない話をするのだが、今回は少し踏み込んで話をしてみよう。


「……じ、実はお前マックで働いてたんだな」


「異世界チート無双バーガーください」


「いやぁー、まさか客と店員と立場が入れ替わるなんてなぁー。偶然ってのはあるもんだなぁーと思ってさ」


「異世界チート無双バーガーください」


「だからねえって!!!」


 同じことばっかいいやがって。NPCかよ。人の話全く聞く気ねえじゃねえか。


「現実のコンビニにはないということですか?」


「いや、その質問の意味がわからないけどねえよ」


「では異世界のコンビニにはあるということですよね」


「まず異世界がねえよ!」


「もし。もし異世界があったら、異世界チート無双バーガーは売ってますか?」


「異世界のコンビニ店員に聞け!!!」


 やはりこいつとはまともなコミュニケーションが取れない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ