表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
123/245

第118話 上神妹。5

「仕事を教えて頂いたお礼に、せっかくなのでお兄ちゃんの靴下の汎用性の高さを教えます!」


「……なにがどうせっかくなんだ」


 死ぬほど興味ねえ。なんで仕事中に靴下の講義を受けなきゃならないんだ。


「まず最初にも言いましたが、お兄ちゃんの靴下はリラックス効果があります!さあ!嗅いでみてください!!!」


「や、やめろ!!近づけるな!!!」


「な、なんで遠ざけようとするんですか!いい匂いなのに!…………げほっ!げほっ!!」


「むせてんじゃねえか」


「このアンモニアのような刺激臭が癖になるんです!」


「何言ってんだお前」


「では次!」


「……まだ続くのかよ」


「今回のは意外と知られていない情報なのでメモ必須ですよ!」


「ほとんど知らねえよ」


「実はですね……お兄ちゃんの靴下は、食欲を抑える効果があるんです!」


「そりゃ……そんな匂い嗅いでたら食欲も無くなるわな」


「まずですね、お兄ちゃんの靴下を用意します!!」


「お、おう」


「そして食べます!もぐもぐ!……うーんっ!!!おいひぃ!」


「…………」


「つひにだします!……おぇぇ!!!……はぁはぁ……。そしてまた食べる!!!……おいひぃ!!!……おぇぇぇ!!げほっ!……げほっ!」


「…………」


「これを繰り返すとお腹がいっぱいになります!!!」


「…………」


 ついに化物まで雇ってしまったか……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ