ありがとう。
【昔、昔の日のこと。幼い狼少女が人間に恋をしてしまいました。狼少女は、親がリーダーでその娘でした。そして、仲間より大きな能力がありました。仲間達はただの序の口だと思い、気にしませんでした。だけど、結婚までしようと言い出しました。
人間と狼人間。大きな境目があの二人にはありました。
もちろん、仲間達は反対しました。
「人間とはダメだ。」
と。
だけど、その断りを無視し、あの二人は街をとびたしていきました。
そして、 その二人の間に命が生まれました。
狼の血と人間の血が流れた子供は親よりも能力が高くなっていました。
家族は逃げ続け幸せではありませんでした。
後、やっとのことで殺されてしまいました。
娘は人間に捕まり残酷なことをされました。
そして、娘は感情をなくしてしまい。もう、脱け殻のようになってしまいました。】
ボクはずっと、人間と狼は一緒だと思っていた。だから、親達は結婚できたと思っていた
。だけど、違っていた。
人間と狼は会っては行けない存在だった。
そして、毎日のように暴力や色々とされたもう、未来なんてないと思っていた。だけど、あの人間とあって光が見えた。
ボロボロの体でも生きれるかもと思った。
汚れた体でも未来はあると思った。
とても、嬉しかった。涙がでた。
ありがとう。
このボクに生きる力をくれた。
このボクに未来をくれた。
ありがとう。