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青葉のおと  作者: 光瑠
4/12

GWなんか

「おはよ!秋音!!」


朝イチの学校、またこれよっちゃんと一緒に下駄箱にいると時に言われたから部が悪い。


「あ。うん。。おはよう」


か細い、けどちゃんと聞こえるだろうくらいの声で返した。


昨日、バイトの面接どうだった?なんて、ずけずけと踏み入る勇気には私にはない。

なんせ昨日の入学式で会ったばっかりの、金のメッシュなのだ。

そんな陽と陰のだいぶ差のありそうな私と階を、不思議そうによっちゃんは見ていた


「え、もうそんなに仲良くなったの?!秋音!やるじゃん!」


「いや、、違うよあんまり話したことないんだけど。席隣なんだ」



ふーん、とあきらかに口角の上がっているニマリ具合のよっちゃんを背に、じゃあね!

と教室へ向かった




クラスで席は隣なものの、学校ではほぼ会話と言う会話はなく。階は中学から同じだという倉橋慎也君と、何人かでほぼ集まっている為会話という会話はないまま入学から数週間が過ぎていた。




もうすっかり桜のピンクの影なんか無くなっていたが、秋音はこの小川にいる。


GWなんか、クソ喰らえだった。


今日はよっちゃんが習い事のダンスがないとの事で、一日遊びに付き合ってくれた。


二人でマクドを食べ、映画を見た。

今すごく流行りの若手俳優が出ていて、よっちゃんによればイケメン過ぎて二.五次元?とか言われているらしい。

王道のピュアラブストーリーだったのだが、よっちゃんは感動してとなりで嗚咽が聞こえた。

どうやら、尊過ぎたらしい。


そんなこんなを話しながら、アイスを食べ歩きやらをしていると、もうすっかり17時だった。


「夜は塾だから、帰るね!」


「うん!また行こうねー」


そうか、よっちゃんは今から勉強か。偉いな。


なんて思いながら、どうしようと考えていると

自然と足がここへ向かっているのである。


「あれ?秋音?!」


この展開は覚えてがあるな、なんて河原に座った瞬間の秋音は思って、振り返ると

やっぱりそこには階がいた。

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