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避けて

作者: 小波

子供が苦手で声が嫌いで道ですれ違うと少し避けてた友達がママになった。幸せで子煩悩なママになった。頭の中で予想してたことなんて何の役にも立たないなあと感じた。経験を避けるほど嫌ではなかったのかも知れない。やってみたら(してしまったら)出来ることって意外と多い。キャバクラ勤務、浮気、結婚、スピード違反、一人旅、海外暮らし、何とも思ってなかった人と寝たり。酒、タバコ、それ以上のもの。


頭の中で縁が無いと思ってた様々。苦手で臭くて嫌いだと思ってた嗜好品。

彼女はもう子供嫌いだったころの気持ち思い出せないだろう。


予想を超えて来る自分。思ったほど嫌いじゃない。実はおとなしくなんか無かったのね。知らなかった。本当は貞操観念とか身に入ってない人だった。正直に生きて知ったこと。マットな赤リップ、何度もお店で色を確かめていたけど、選んだ色の側にちゃんといた。


不安な予想、間違えたくない自分、きっとそうと思い込んでいたのに、そんなに悪い気持しなかった。


その先になりたいワタシが姿を現す。もっと生意気で良かったんじゃないかって唇がうっすら開いた。

note 永野彗


ありがとう。

#W掲載

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