【粘度60倍!?】少し変わった目薬「ドライエイドEX」を使ってみた話
個人的なエッセイです
感度3,000倍ならぬ粘度60倍という変わった目薬を見つけたので、使ってみた感想を語る。
私は普段から目薬を使っており、いつもはソフトサンティアという目薬を使っているのだが、目薬を買い足しにドラッグストアに立ち寄ったときある目薬に目が留まった。
それがロート製薬から発売されている「ドライエイドEX」であった。
パッケージには赤文字で「粘度約60倍!」と書かれており、他の目薬がビタミンなどの成分を推しているのと比べるとかなり異質な売り言葉だ。
商品紹介を読むと、目には油層、水層、ムチン層という3つの層があり、このバランスが崩れてしまうと疲れ目などになってしまうところ、このドライエイドは粘度60倍で潤いを留めるので、3つの層のバランスを整えて疲れ目に効果があるのだという。
値段は1,000円を少し超えるくらいで、目薬としては少し高い商品だと感じる。私がいつも使っている目薬のソフトサンティアは1個500円くらいである。
普段使っている目薬の2倍くらいの値段になるので買うのを躊躇するが、夏場のエアコンのせいか目の乾燥をかなり強く感じていたこともあり、ドライエイドEXの粘度60倍に期待を込めて購入してみたのであった。
そんなわけでドライエイドEXを使ってみると、たしかに普通の目薬とは感触が違う。重みを感じるというか、普通の目薬の出方が「ポタポタ」という感じとすると、ドライエイドEXの出方は「ボタ、ボタ」という感じである。
そして、目薬が目に入った直後を大げさに言うと、目が膜に覆われすぎて目が見えないくらいに覆われる。普通の目薬はすぐに流れていく気がするが、ドライエイドEXは目薬が長く目に留まっている気がする。
スースーする清涼感はないが、私はクール系の目薬があまり好きではないので、むしろそれはプラスに感じる。
ビタミンEとかAとかが入っているわけではなく、目に長く留まる以外の効果は良くわからないのだが、目が良くなるというよりは、やはり目の渇きを癒すことに集中している目薬だと感じる。
1本使い切った感想としては、実際のところ乾き目が改善しているのかはよくわからなかったのだが、目が乾かないように膜が覆ってくれているような感覚があり、買ってみて損はなかったと感じる目薬だった。
基本的に無添加系の目薬が好みなのでソフトサンティアを買い続けると思うが、ドライエイドEXも併用していきたいと思えた。
ネックは値段が少し高めなことだろうか。もう少し安かったら全員買って試してみてと言いやすかったのだが。
しかしながら、普通の目薬とは一味違った感触を経験できることは確かである。ドラッグストアなどで販売されていて見つけやすい商品だと思うので、機会があったら試してみていただきたい。
疲れた目を眼球ごと交換できたらいいのに






