取扱説明書+あるふぁ
リニューアルに伴い、過去の短編をまとめたものです。
内容は過去のものと変わりありません。
警告のカテゴリーは題名の後ろにつきます。
残酷な表現があります・・・(残)
Rー15・・・(R15)
となっております。
いただいた感想は、あとがきの方に移しております。
(残)は残念な作品につくものではありません。
ご注意ください。
なお、『終わりつつある世界、始まりつつある世界』のあとがきは使えませんので、こちらにいただいた批評を載せたいと思います。
午雲先生
山羊ノ宮先生、終わりつつ、作品、読ませてもらいました。
すぐ想い起こしたのは、やはり二次元なロール・プレイング・ゲームの世界です。
炭素・基・生物の我々には彼らと異成り、触覚と痛覚とが有りますね。
ただし神経・信号は生物・電気・・・・・・これは静電気が起こすエネルギー・・・・・・だそうで、その点、彼らと通じるものがありますが。
生命体が滅んでも、植物は滅び無い。
逆に、植物が滅びかけたら、確実に生命体は滅んでしまう。
すると、この世界において、植物の方が生物より優位なのでは、ー(尿素は生物の腎臓からしか生成され得ず、しかも植物にとって最高の肥料と成るとか。)さらに、有機物には死が待つけれども、無機物には死が無いと見える。
無機物とは何を考え、存在し続けて居るのでしょうか。
そんなかんがえが浮かんで巡ってしまいました。
感想でした。
栖坂月先生
システムが新しくなりましたが、あえて旧来通りのスタイルで(笑)
なるほど、前書き後書きも含めて一つの作品という仕掛けですね。
しかも読者に向けてのメッセージという体を整えていることによって、本文とも言い切れない仕様になっています。
これはまた巧妙ですな。
そして、本文だけでは何が起こっているのかわからないながらも、後書きを読んだ時点で背景が思い浮かぶような仕組みになっています。
内容云々よりも、色々とチャレンジングな作品でしたね。
そういえば最近ゲームをしなくなったなー、などと淋しい呟きを漏らしてみようと思いました。
タケノコ先生
色々深い考えに触れることができて良かったです。考えらされる作品でした。
以下の文はおまけ要素として書かれたものであります。
お気を付けください。(いったい何を気をつけるのだろうか?)
軽快な音楽
「どーも、文ばんわー、『文ラジ』パーソナリティーの神野守です」
「皆さーん、文ばんわー、『文ラジ』パーソナリティーの宮野美鈴です」
「いやー、始まってしまいましたね。宮野さん。まさか本当にやるとは思わなかったです」
「そうですね」
「一応この番組の説明をさせていただくと、この『文ラジ』はいつもは聞いて楽しむラジオを見て楽しもうという企画番組です」
「また無謀なチャレンジを・・・」
「また内容どうこうは別にしてとか言われそうですねー」
「というか雑誌で対談しているのとかと変わりないと思うのですが・・・」
「ですよねー。まあ、始まったものはしょうがないですよ。あきらめましょう、宮野さん」
「そうですね」
「とにかく、今回は初回ということでコーナーの説明をしながら番組を進行していきたいと思います。もちろんお便りなど一切届いていないので、番組スッタフが一生懸命書いたメールを紹介という形ですね」
「はい」
「それでは一抹の不安を抱えたまま。番組、スタート!」
「皆さま、貴重なお時間いただきますね♡」
「この番組は『小説家になろう』の提供でお送りいたします」
CMへ
「ちょりゃー」
闇夜に響く奇声。
彼女に一体何があったのか?
その真実を君は知ることになるだろう。
『トヤさん日記 SS』NOW ON SITE!
CM明け
「という訳で、始まりました『文ラジ』。やっぱり宮野さんも初回放送ということで緊張とかされるんですか?今はすごく落ち着いて見えますけど?」
「いえいえ、そんなことないですよー。私だって、今、すごくドキドキしてますよー。緊張しっぱなしです」
「ホントですか?全然そんな風には見えないですけど」
「よく言われます。(笑)何か、私って感情が表に出ない人間にみたいで」
「でも、落ち着いた雰囲気の大人の女性って感じで、いいじゃないですか」
「(笑)褒めても何にも出ませんよー」
「いえいえ、宮野さんの笑顔が一番の御褒美ですよ」
「・・・」
「な、なんか言ってくださいよ~!」
「ごめんなさい。普通に引いちゃった♡」
「何気にひどいなー。まあいいや。では、早速番組コーナーに行きましょうか?」
「はい」
ヒロイックなテーマ
「熱き思い君に届け!『ディィィプインパクト!!!』」
「このコーナーは何気ない普通のセリフを気合入れて紹介しようというコーナーです。では早速お便りを紹介します。P.N.正月からお百度参りさんの今日のセリフ」
「ウニは!海産物です!!!!」(爆発音とエコーを入れてください)
「・・・」
「・・・」
「面白いんですか?このコーナー?」
「字が大きくならない・・・ウニのセリフは本当は三倍ぐらいの大きさで書かれてあったのに・・・」
「やはり企画倒れですね」
「めげずに次行きましょう」
「はい。では続きましてP.N.パンチピンチポンチョさんの今日のセリフ」
「今日の次は明日だ!」(爆発音とエコー入れてください)
「・・・」
「・・・」
「これは少しましかも」
「おお、意外な評価!」
「なんか物語を想像出来るよね」
「え?どんな?」
「今日の次は明日だーみたいな」
「いや、分かんねえよ」
「はい。このコーナーでは皆さまの普通のどこにでもあるセリフを大募集しております」
「サラっと流しましたね。宮野さん」
「みんなー、待ってるからね♡」
アイキャッチ
「続きましてのコーナーは『○ックリマンチョコのおまけはシールですか?それともお菓子ですか?』です」
「いわゆるフツオタのコーナー、普通のお便りのコーナーです」
「それではメールを読ませていただきます。P.N.カワウソかわいそうさんからのメールです。お二人さん文ばんわ」
「文ばんわ」
「文ばんわ。実は私、今恋をしています」
「おー、ひゅーひゅー」
「好きな彼に思いっきって告白しようと思うんですが、勇気が出なくてできません。どうしたらいいですか?」
「初回に恋の相談とか、ハードル高いなあ。うーん。で、宮野さんはどうしたらいいと思う」
「うーん。そうだなー。私なら放置」
「えっ?放置?」
「多分好きになったら、あれこれ考えてもしかないんだと思う。好き好きって気持ちが高まったら、自然と告白できるよ。そういうもんだよ。多分」
「それは何、宮野さんの経験から?」
「私にもいろいろあったことですよ」
「でもよく考えるとこれじゃあ、いつまでたっても告白できないんじゃ・・・」
「それはそれで、甘酸っぱい思い出になっていいかもだよ」
「甘酸っぱい思い出か。それなら僕にもたくさんありますよ」
「え?神野君にも甘酸っぱい思い出があるの?」
「そりゃあ、僕にだって甘酸っぱい思い出の一つや二つ」
「で?どんな、どんな?」
「それは・・・ヒ・ミ・ツです♪」
「・・・」
「な、何か言ってくださいよー」
「ごめん、神野君。普通に気持ち悪かった」
「何気にひどいですよね、宮野さん。それじゃあ、まとめましょうか。カワウソかわいそうさんに宮野さん、一言」
「思いがあふれたら告白しなさい」(エコーを入れてください)
「カワウソかわいそうさん、恋実ると良いね」
「はい♪」
CMへ
その男の能力は微妙だった。
本を脇に挟むと一瞬で理解できる能力。
そんなどうでもいい能力を持った男の結末は意外なものだった。
『ある能力についての考察』NOW ON SITE!
CM明け
「はーい。皆さま。楽しんでいただけましたでしょうか?」
「『文ラジ』もうお別れのお時間となりました。どうでした、宮野さん?今日の感想とかありましたら、どうぞ」
「そうですね。始まる前まではこんなの本当にできるのかなーって不安でしたけど、何とかなるもんですね」
「そうですねー。ホント、僕もそう思います」
「でも、神野君。実際問題、この番組って次回あるのかなー?」
「いやー、微妙でしょー」
「あー、やっぱり」
「気が向いたら次回あるかもしれませんけどってな感じじゃないですか?」
「そうだよねー。まあ、仕方ないよね」
「とりあえず、次回があると信じてみんなーまったねー」
「次回も貴方の貴重なお時間いただきます♡」
「この番組は『小説家になろう』の提供でお送りいたしました」