あつかん 作者: 澄 掲載日:2019/09/12 とろっとしてふわっとしてる るりるりした意識のなかで 美味い地酒さ ほどよくあつかんにされて 味のしみしみ、あつあげと、つるりとしたこんにゃくに、しみしみの卵 じわりとした出汁とじわっとした意識のなかで 鳥居がないてる湯気のなかで 意味なんて追い求めなくとも身体と心の喜びは知れる それは、味以外の心の部分で 丁寧さのなかに染みこむのは しみしみの味 丁寧さは、誠実さのなかにあって それはどこまでも澄んでいるから 心をほんの少しゆるりとほどいて