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世界贋作劇場  作者: デビぞう
4/28

デビデレラ

友情出演があります。


まぁ、そーゆーことで・w・v

その4



デビデレラ


昔々あるところに、デビデレラちゅー名前のおなごがおったんや。


デビデレラはの、まま母のHARUKA(友情出演)と


3人の姉(きゃむ、まりにゃ、れて)の3姉妹にイジめられとったんや。


3姉妹は、誰が長女をやるかで、そら醜・・・いあいあ、激しい争いがあってんけど


最終的には50音順に、長女、次女、三女になったそうや。



んならある日のことやねんけど、城から呼び出しがかかってん。


将軍のおっさんが、ヨメに逃げられたから、後添え欲しいから若いオナゴ連れてこんかい!ってな。


おっさんはおっさんやけどゼニもっとる!せやからいってき!とHARUKAは三姉妹のケツ叩いて城に行かせたんよ。

勿論、あわよくば自分も!!とHARUKAも付いていきよった。


なんでも、おっさんはダンスで気に入ったらそいつにする、ちゅーてな。


デビデレラはこれ幸いと、ウチの中の酒を呑み倒し、脱走計画たてとってん。


そしたらな、突然へンな龍が出てきて、こないぬかしよった。


「尺の都合だから、オマエも城いけ」


とな。


デビデレラは、真っ平御免やったさかい


「じゃかあしいぼけ、寝言抜かすなら引っ込んどけ、殺すどワレ!!」


と、丁寧にお引き取り願たんやけど


この龍は、すぐ配下に泣きつくヘタレのくせしやがって、ややこしい魔法を使いよるねん。この魔法でデビデレラはあっさりと、城に放り込まれてもうたんや。


その頃城では、皆しておっさんの押し付け合いが始まっとってん。


可哀そうなんはひめちゃんでな、何にも知らんから押し付けられて半泣きになりかけとってん。

そしたらそこへデビデレラが出てきて、そのスキにひめちゃんは逃げ出したんよ。


空気を読んだデビデレラはダンスすることになってんけど、力技の将軍に対して関節をキメにいく、そらもう端からみても手に汗握る攻防が繰り広げられとってん。


せやけどぐわわ~ん、ごごぉ~んと鐘がなったとき、デビデレラふっと我にかえってん。


しもた、空き瓶始末せんと明日のゴミに間に合わへん!


こうしてデビデレラは追手を振り切ってな、なんとか空き瓶始末しよってん。


ほんで、数日たってんけど、将軍のおっさんが五月蠅いねんな。


「勝負は途中ぢゃ!、今度こそ決着つけちゃる!!」


あんま五月蠅いから、おみくじ運が悪かった鈴(友情出演)に捜索を押し付けてんな。


遺留品として、カイザーナックルが落っとったさかい


それがハメられれば、問題のやつやろうとなってな。


鈴は可哀そうに、休日返上でローラー作戦をするハメになったんよ。


ほんで、ついにデビデレラの家まできたんよ。


まま母HARUKAは


「あんたら、意地でもハメなさい!」


ちゅうたんやけど、長女が


「あ”?」


長女役になったきゃむさんの機嫌が悪うてな、なんせガソリンもはいってたし、HARUKAは泣いて部屋に籠ってしもてん。


次女も、三女も怒筋を浮かべてるさかい、鈴はひたすら^^;しか言えんかったんよな、哀れなことに。


そしたら、ふとクツの数があわんことに鈴は気づいて家探ししよってん。


余計な事すんな!とデビデレラは思てんけど、あとの祭り。


デビデレラは、とっつかまって将軍のオッサンと再戦するハメになったんやと。


試合は2R14秒、デビデレラのオーバーライトのカウンターがさく裂してKO勝ち。


新チャンピオンになったそうや。


めでためでたし。

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