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部外者の線引きって何処なんだ?

 《スキル『殴打LV4』:スタミナ500を消費して、1時間殴打による攻撃力が5倍にup》


 因みに今の私のステータスは以下の通り。


 名前:ウエノ カナメ

 種族:ヒト

 LV:12

 称号:勇者見習い

 加護:なし

 ユニークスキル:鑑定LV4、呪い無効LV1

 スキル:殴打LV4、不屈LV3、連打LV1、解体LV1、味覚耐性LV2、危機感知LV1

 HP:3058/3058

 スタミナ:3122/4188

 MP:16/16

 物理攻撃力:3112+1500

 物理防御力:2895+10

 魔法攻撃力:16

 魔法防御力:16+8

 回避力:382

 テクニカルポイント:1200


 つまり、殴打LV4だけで2万超えるくらいの攻撃力を持てるのですよ。


 これは激強いよ、うん。この世界の基準値知らんけどな。私史上で1番ということはハッキリと言えるだろう。


 てか、スライムが5発殴ったら死ぬから、単純計算では1発か2発で倒せるってわけ。それなら無駄に殴打その他のヤツを重ねる必要も無いんすわ。


 私は鼻歌混じりにスライム叩きを開始し、討伐は40分で完遂した。やはり2発で瞬殺だった。


 《経験値が一定数を上回りました。LV12からLV13に上がりました。ステータスが上書きされました》


 《熟練度が一定数を上回りました。スキル『味覚耐性LV3』が解放されました》


 《熟練度が一定数を上回りました。スキル『危機感知LV2』が解放されました》


 あ、そうそう、時間制限付きのスキルは発動するとタイマーみたいなのがもう1つの画面に表示され続けるから確認が楽なのだ。これは鑑定のおかげなのか、もともとの初期機能なのかは知らんけど、便利だね。


 で、今はそこらじゅうにドロップしたビー玉をひたすら集めまくってる。


 だって急がないとノズ達が取っちゃうかもしれないじゃん!私の収入源だよ!?私が倒したんだし、所有権は私のはずだ!後でその価値に気がついて譲れとか言ってきてもあげないからね?


 《条件を満たしました。称号『金の亡者』を取得出来ます》


 うっせーよ!!

 喧嘩売ってんだろマジでぇ!!


 このシステム?この世界の神?か知らんが絶対私の反応見て楽しむ気満々だろ!


 ちょーしのってんじゃねーぞコラ!!


 と、心の中で毒づきながらビー玉拾いの手は休めない。


 ん?そう言えば完全に眼中に無かったけど……ノズ達何してんだろ?


 ノズ達の方を見ると何かずっと同じ場所で固まってんだが。もちろん、ノズだけじゃなくて、レーンボルトファミリーの本拠地だけあって組員らしき人が数十、いや100人くらいいるかな?でも皆私を遠巻きに固まったままだ。


 どうした?


 あれ、よく見ればその後ろに豚さんマークの人たちが駆け寄ってきてるのが見える。


 えっ、何ぼけっとしてんの、ノズ!後ろに敵いるよ?!


「ノズさん!後ろ後ろ!!ダフォファミリーが来てますよ!」

「ん、あ、あ。お、おう。ほんとだ、兄貴!」

「……色々ツッコミてぇんだが。先に奴らの始末だな!行くぞおめぇら!」

「「「おう!」」」


 先に反応を見せたフィントに促されてノズが掛け声をあげた。


 で、すったもんだの大乱闘が繰り広げられたんだが、恐らく量より質みたいな戦い方のレーンボルトファミリー側が最終的にはダフォファミリーを圧倒した。特にノズとポフォの暴れようは半端なかった。


 私はちょこちょこと動き回ってはノズ達に回復薬配る役目を担った。だって一番安全じゃん。そして何故か労ってくれてて、HP満たんなのに回復薬とかMP回復薬とかを無駄に飲まされた。スタミナ回復薬は栄養ドリンクの味で、MP回復薬はドロッとした蜂蜜みたいな甘いやつだった。


 そんなこんなで過ごした1日がけの戦闘も、日の入りを迎えた時に終わった。どうやらダフォファミリーの幹部を全て倒し尽くしたようだ。同時にレーンボルトファミリーの勝鬨の声が、ジバルの街中に響き渡っていった。


 つーか、ここに警察なり騎士なりといった秩序を正す国の輩はおらんのか?!


 この勝鬨うっせぇよ。誰か止めろ。


 そう、部外者な私からすると、とんだとばっちりを受けたもんだ。ダフォファミリーが勝ってたらマジで殺されかねないからレーンボルトの勝利は結果的にはありがたいけどね。


 そもそも何で私巻き込まれてんだよ!!


 部外者!私部外者だぞ!

 繰り返したけどこれ、大事なことだから。


 しかも私、こいつら闇の連中と違って、正反対的な立場の勇者なんだぞ!!見習いだけど!!狂戦士のが今ちょっと魅力感じてるけど!!


「カナメ!」


 勝鬨の声をあげてる連中を眺めながらぼーっとしてるとノズがデカイ声で呼んできた。


「なんすか?さっきも断りましたが、自分は明日にはこの街出たいんで、宴には出ませんよ」


 私のことだ、きっと酔うまで飲みまくる。勝った側の方にいたから特にね。勝利の美酒はうまいと決まってる。飲み始めれば止まるはずがないのだ。また今日みたいに要らん行事に巻き込まれかねないし、なるべく1人で過ごすのが吉だろう。


「違う。まあ、それの誘いもあるが、今はお頭が呼んでんだ。ちっと来てくんねーか」

「お頭……スフィアさんが?どんな用事です?」


 また間者ごっこはごめん被りたい。

 嘘ついてるし、バレた時が怖いからねぇ。

 今日割と役に立ったはずだから、多少は目を瞑ってくれるかもしれないけどさ。


「それが……ダフォファミリーの商品を漁ってたんだが、ちっとヤバイのが出てきてな。多分それ関係だろうよ」


 何だよヤバイのって!


「ヤバイって、具体的にはどんな?」

「まあ、お頭と会ってからの話だな」


 えー。

 何かよく分からんから嫌なんですけど?

 あ、断っちゃダメ?

 しょうがないなぁ。

名前:ウエノ カナメ

 種族:ヒト

 LV:13

 称号:勇者見習い

 加護:なし

 ユニークスキル:鑑定LV4、呪い無効LV1

 スキル:殴打LV4、不屈LV3、連打LV1、解体LV1、味覚耐性LV3、危機感知LV2

 HP:3198/3198

 スタミナ:4468/4468

 MP:17/17

 物理攻撃力:3462+1500

 物理防御力:3035+10

 魔法攻撃力:17

 魔法防御力:17+10

 回避力:393

 テクニカルポイント:1300

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