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友達の条件は緩めの方が都合がいい

「げ!だ、ダーク!ちょっ、まっ!」

「あっ……」


 結果から言うと、私の静止の声は間に合わなかった。辛うじてダークも気づいてくれたみたいだけど……


「うぉぁ!」


 どがん!!


 チェスナットの短い呻き声が着弾音と共に聞こえた。けど、風魔法が地面にも当たって砂埃が立ち、視界が不明瞭になる。


 ダークが焦った顔をして、魔物とチェスナットの方に数歩近づく。


「ダーク危ない!まだあと2体残ってる!」


 ダークの攻撃、チェスナットが間に入り込んだことで途中から魔力を抜いたみたいだ。前列の魔物が肉壁になって後列への威力が半減している。砂埃に紛れて、ほぼ無傷の鳥型の魔物がムクリと起き上がった。そして呆然と立つダークの元に襲いかかってくる。


 私は慌ててダークの腕を引っ張って後ろに庇うと、入れ替わりに魔物へ渾身のパンチをお見舞いした。


 ドパンッ


 私のアッパーが嘴の根元に触れると、小さな血飛沫をあげて飛散する魔物。咄嗟だからスキルは起動できなかったけど、この程度の魔物ならノーマル状態でワンパンいけるぽいな。ま、この黒い鳥の魔物、見るからに物理防御低そうだったし、雑魚モンスターってやつなんだろう。


 あと一匹はーー


「ったく、危ねえ魔法使いやがって!何で詠唱がねーんだよ!……流石にあんなのオレ様じゃなきゃ避けらんねーぞ」


 チェスナットがブスッとした顔で悪態を吐くと、両手両脚で跨るように最後の一体の牛型魔獣の上に乗り、動きを封じながら喉元に食いついて噛みちぎった。


 うわぁ、野性的だなぁ、噛みちぎるのかよ。えげつない量の血が噴き出て口元どころか顔面が魔物の返り血で真っ赤だよ。


 ダークはチェスナットに近い位置にいたせいで、勢いよく噴出した魔物の血飛沫を頭から浴びてしまった。


 このチェスナットが齧り付いてる牛型の魔獣……生きたまま食べてるからまだピクピク動いてて……おえ、グロいな。なるべく見ないでおこう。


「分かってると思うけどダーク、チェスが怒ってるよ」

「その魔族が割って入ってくるのが悪いんです!別行動してたくせに、いきなり現れて攻撃魔法の前に飛び込んでくるなんて、予想出来るはずがないでしょう!死にたがりにしか思えないです」


 眉間の皺を濃くして憤りながらダークが水魔法で自分の顔を洗いはじめた。


「丁度いい飯があんのに、見逃すわけねーだろ?だいたい、感知スキルがあるくせに魔物の群れに囲まれてんじゃねーよ。ぼけっとしすぎなんじゃねーのか?」

「何言ってるか分かりませんが。感知スキルのことを言ってるのなら、辺りをウロチョロ動き回るどっかの腐りかけ魔族が紛らわしいから使用を抑えてたんですけどね」

「あ?腐りかけって……それオレ様のことを言ってんのか?」

「今も誰かさんが魔物の血を撒き散らしてるせいで、こんな中で感知スキルを使おうものなら臭いで気分が悪くなってしょうがないです」


 ガキどもが本日8回目くらいの喧嘩を始めた。ダークにはチェスナットの声聞こえないはずなのに、まともに喧嘩できてんの。ある意味すげーわ。


 まあでも、感心してる場合じゃない。今のは本気で危なかった。魔物が同時に8体出てきたのもビビったけど、それ以上にチェスナットを攻撃に巻き込みかけた緊張が今きたみたいで遅れてバクバク心臓が鳴っている。


 ところで危機感知スキルは何で作動しないんだ??いやほんと、おかしいだろこのスキル!どんどん反応しなくなってきてない?

 真面目に使えねースキル分類になりつつあるぞ。


「えぇっと、ダークにチェス、怪我はなかった?痛いとこあったら言って?」

「……ありません」


 すぐにチェスナットとの喧嘩口調から切り替えたダークが、服についた血痕に顔を顰めながらも答えてくる。

 綺麗好きだもんな、血がついたのめっちゃ嫌そうだ。


「右の羽。さっきの魔法が掠ったから(いて)え」

「えっ!やばいじゃん!見せて」


 慌てて回復薬を取り出してチェスナットに近づく。


 顔面血だらけのチェスナットが、右の羽を私に見えるように持ち上げてきたので手に取って見る。

 幸い血は出てないけど、2cmくらいカッターで革を割いたような傷が羽先についている。


「うわ、パックリいってんな」


 急いで回復薬をかけようと瓶の蓋に指をかけたところで、ツイと羽が手元から離れてチェスナットの背後にしまわれた。


「薬は要らねー、すぐ治る」

「あ、そっか、ごめんね」

「は?カナメが謝ることじゃねーだろ。そこの奴隷に謝らせろよ」


 チェスナットもダークの名前を呼ばなくなってるのが、関係の険悪化を表してるともいえるな。


 で、ダークを振り返ってみると、少しホッとした表情を見せていた。口喧嘩はするけど、心配はしてたのね。


 私の視線に、気まずそうにダークが目線を下げる。


「……ごめんなさい」


 おお。珍しくダークがすんなり謝った。

 やっぱ悪いとは思ってたんだ?


 と、徐ろに私の袖をチェスナットが掴んでくる。


「ふん、オレ様を殺せなくて残念だったな。あんなクソ攻撃魔法、オレ様には効かねーぜ」

「……は?ご主人にその汚い手でわざわざ触れて言う言葉がそれですか?殺すつもりならその程度で済むはずがないでしょう。見くびらないで貰えますか?自殺希望ならそう言ってください。しっかり息の根を止めて差し上げますから」

「言ったな。殺せるもんならやってみろよ。お前の攻撃なんか、次は掠らせもしねー」

「よほど切り刻まれたいみたいですね」


 うん。何でだ。

 ダークもせっかく素直に謝ったのに、また喧嘩が始まってしまった。


 ただなぁ。

 今回は……ギリギリセーフだったとはいえ、悠長に子供同士の喧嘩だと傍観なんてしてる場合じゃない。


 コイツらの無駄に高いポテンシャルを見誤ってたわ。


 正直このパーティに限ってはスタンピードで大量発生してる魔物が危険なんじゃない。確かにこの程度の魔物ならチェスナットの言ってた羽虫がたかるとうざいって感覚に近い。それよりも、仲間割れして同士討ちの可能性のほうが遥かに高くて危険だし、怖いわ。冗談抜きで。


 今も本気で戦う気じゃなさそうとは言え、物騒な会話が続いてるし。いつお互いが各々の地雷を踏んづけて、ガチ切れ抗争が始まっても不思議じゃない。


「よし、2人とも。ちょっと会議しようか」


 パンと両手を打ってこちらに注目させる。


「っ!」

「あ?」


 私の声かけにダークはビクッと肩を弾くように反応させ、チェスナットは血で汚れた真っ赤な顔で怪訝な表情をしてみせた。


 ひとまずチェスナットの顔の血を布で拭いて、服の飾り紐を握らせ……適当な岩に座って片手を挙げた。


「はい、それではこれより第一回勇者パーティ会議を始めます。ぱちぱち」


 口で言いながら私ひとりだけで拍手をしてみる。


「勇者会議?カナメお前、称号勇者じゃねーくせに……」

「しっ!ご主人は勇者に憧れてるんですから、それ以上言ってはダメです。ご主人が傷つきます」

「あ、そっか」


 隣で胡座をかいたチェスナットと私の間に線を引くように手で遮り割って入るダークに、チェスナットも慌てて両手で自分の口を塞ぐ反応をする。


 君らガンガン喧嘩するくせに、何でそういうのは息ぴったりなんだ?


 別に憧れてねーし、傷つかねーよ!だからその流れで憐れむような目を向けてくるな!クソガキども!!


 完全否定するとまた私が嘘ついたみたいになるから心の中だけでのツッコミだ。


 てかチェスナットは私がショウとダークでわちゃわちゃしてた時に地味に聞いてたんだな、称号が勇者じゃないって。


「まー会議名は適当だから、どうでもいいんだわ」


 一言だけ弁明を挟んだ後に咳払いをした。


「私たちはしばらくの間、一緒に旅していくわけだけどさ、さしあたっては安全のために共通ルールを設定する必要があると思うんだよね」

「あ?なんだそれ」

「……続けてください」


 各々別々の反応を見せるけれど、根底は同じことを考えてそうな表情だ。


「はい。今、君ら、安全のためとか言われても、どうせ魔物だろうと人間だろうと自分が率先して処理すればいいって思ったでしょ」

「「っ!」」


 私の言葉にぴくっと分かりやすくチェスナットの身体が反応した。ダークはそれよりも分かりにくいけど、スッとオレンジの瞳が少しだけ静かに細まった。


 図星ってやつだ。

 はー、こういうとこ察せるの、我ながら自分を褒めてやりたい。そしてコイツらがいかに危なっかしいかがよく分かる……会議開いてよかった。


「あのね、このチームにとって一番危険なのは魔物でも人間でもなくて、仲間の攻撃だから。そこちゃんと認識しなよ、2人とも」

「…………次は当たんねーって言ったろ。あんなへなちょこ魔法」

「さっきも言いましたが、あれは突然そっちが間に割り込んできたから力を緩めただけです!」

「はい、ストップ。今回はダークの攻撃が危なかったわけだけどさ、チェスも高速で動くでしょ。今度はチェスの攻撃に吹き飛ばされた魔物に、私たちが当たって怪我するかもしれない」


 現に魔族の仲間を戦争で巻き込んだことあるって聞いたもんな。


「んなこと……」

「ないとは言えないっしょ?チェスは私から離れてるとダークに自分の声が届かないけど、どうやって意思疎通図るのさ」

「…………」


 『聖騎士の結界』阻止の時の作戦はチェスナットと味方には物理的に距離があったし、土の塔を作るタイミングは笛の音が鳴る間隔を決めてたから大丈夫だった。あんな風にちゃんと作戦やフォーメーションがあれば良いんだろうけど……だからって、毎回作戦立てて動くわけにいかないし、臨機応変さに欠ける。


「ダークも、さっきのは本気で危なかったし怪我させて悪いと思ったからちゃんと謝ったんだよね?でも、その後喧嘩だけして対策しないなら、また同じことが起きると私は思うな」

「「…………」」


 ダークもチェスナットも不貞腐れたような表情で黙り込む。


「喧嘩するなとは言わないよ。気に入らないことはお互いあるだろうし、多少言いすぎることがあっても自分の主張すんのは大切だからね。でもさ、最低限、相手のことを考えて連携取ろう?私たちは仲間なんだしさ」

「…………」

「仲間じゃねー!」


 ダークは無言、チェスナットは否定だ。

 まあ、2人の表情を見るに同じように拒否してるんだろうけど。


 はあ、ため息吐きたい。


「あのさ、チェス。何でそんな頑なに仲間じゃないって言ってくんのさ?仲間を何だと思ってんの?」


 ウォルナットさんには仲間って言ってたのに。同じパーティの私らに対しては違うって、なんか地味に傷つくんだよな。


「仲間ってのは命を賭けてどんな事しても守りぬくもんだろ。オレ様が、何でお前らを命懸けで守んなきゃなんねーんだよ。カナメに宣誓した願いの分しかオレ様は命懸けで戦わねーからな!」


 うむ。私が悪かった。

 想像の10倍くらい仲間の概念が重かったわ。


 そして間違ってるとは言えないし、当然否定も出来ない。


 確かにこれまでチェスナットは仲間の魔族を命懸けで守ってきたわけで。それを数日しか顔合わせてない私らも同じ扱いしろってのは、ちょっと厚かましかったみたいだ。


「分かった、仲間になるのは諦めよう」

「え?」

「ん?」


 ダークとチェスナットが意外そうに反応した。


 食い下がると思ってたの?いや、そんな無駄な労力はかけないよ。


 ここは既に決めてしまってる他人の概念を捻じ曲げてまで主張すべきことじゃない。


 実際、ガキどもに命懸けで守られたくもないし。

 そもそも連携とろうって話も、コイツらガキどもを守るためだ。命の危険から守るために命を賭けろなんて馬鹿げたことを言うわけがない。


 この関係には、もっと適切な名前がある。


「気づいてないようだから言うけど、私たちって実は既に友達なんだよ」

「「は!?」」

「一応言っておくと友達同士ってのは、別に命賭けで守らなくて良いからね。相手が大事に思ってることをある程度尊重して、困ってたら自分の出来る範囲で助けてあげる。そのくらいの軽さだからね。たまに喧嘩もするもんだし、これなら君らにとっても無理じゃないでしょ」

「いや、待て。は?!オレ様と、誰が、何だって?」


 チェスナットがびっくりした顔して立ち上がる。


「だから、私とダーク、チェスナットが友達だって言ってんの」

「い、いい、いつの間にそんなんになったんだ?!」


 目に見えてチェスナットが動揺しながら頭を抱えた。


「いいかチェス。友達になるには、とある条件が1つあるんだけど、私達はもうとっくにこれをクリアしてるんだ」

「……何だよ、その条件って」


 ごくりと生唾を飲みながら真剣な顔で聞くチェスナット。


 そう、どこから友達になるか問題。これは大学時代に何度も学友どもと議論を重ねてきたものだ。


 そして私の結論はこれだ。


「2回以上食事を一緒に摂ることだよ」

「なん……だと……?!」


 1回ご飯を食べたことあるってのは、交友関係の広がる大学生にとっては当たり前によくある事だ。

 でも2回となると偶然じゃないし、時に名前は忘れたって顔だけは憶えてたり、道で会えば話をするくらいには仲良くなるのだ。


 私にとっちゃそれはもう、知り合いじゃなくて友達だろう。(※カナメ個人の考えです)


「確かに、オレ様はお前らと一緒に2回以上飯を食った……。友達って、そんな簡単になれるものだったのか……?」


 困惑を隠せないチェスナットを尻目に、ダークが冷めた顔して手を挙げる。


「あの、ご主人、発言して良いですか」

「はいどうぞ、ダーク君」

「その条件は満たしてるけど、僕とご主人の関係は友達じゃありません」

「うん。そういうことはハッキリ言うと相手が傷つくからやめようか」

「え、何で?」


 心底分からないという表情はやめようか、ダークよ。

 確かに私とダークの関係は主従関係だからね、友達じゃないんだけどさ?


 こんな面と向かって友達じゃないとか言われると、かなりクるんだわ。真正面から初めて言われたし、ダークに言われたと思うと……く、想像以上に言葉のダメージがでかいぜ。背後から破壊光線を受けたような心境だよ。クリティカルヒットどころじゃねーよ、ただのジェノサイドだよ。


 ちょっとそこの木陰で気持ちの整理をしてきていいかな?1日くらいお休みしてきていいかな?


 なんとか焼け野原にされた心で平静を装い、ポーカーフェイスで隠しながら笑顔をつくる。


「ひとまず今大事なのは、私とチェス、ダークとチェスの関係だからね?私とダークは今までの関係で十分だから、それは気にしなくていいよ。いいかな?」

「なるほど。分かりました」


 ダークがコクリと頷いた。


 一方チェスナットは、まだ現実を受け止められていないみたいだ。そんな衝撃的か?逆にびっくりなんだが。


「知らねーうちに友達が2人も出来ててよ、あの、オレ様、友達ってのに何すれば良いか、分かんねぇ……」


 おう……?


「いや、何言ってんの。魔族の子たちが居るでしょうが」

「あ……たしかに2回以上飯食ってるからアイツらも友達だったのか……?いや、でも、その前に俺の仲間だから……ダメだ、わかんねぇ。アイツらとお前らは違ぇんだよ」


 座ったままの私とダークをオロオロと交互に見下ろすチェスナット。


 マジでコイツ動揺し過ぎなんだが。

 さっきまでの太々しい態度はどこいったんだ。


 まあひとまず、友達って前提は大丈夫そうなので話を進めとくか。


「んじゃ、友達同士のルールなんだけど、やりたいことが被ったら、話し合いで順番を決めて、交替すること。ここまでで異議がある人は挙手」


 スッとダークが手を挙げる。

 く、やっぱお前か。


「はい、ダーク君」

「話し合いでどうしても譲れない時はどうしますか」

「話し合うことだな」


 ムッと眉間に皺が寄るダーク。


「どんなに話し合っても決まらない時は、どうしますか」


 何でそんなに食い下がるかなぁ。


「じゃあ、3人いるんだから、その時は多数決することにしよう」

「…………」


 不満そうな顔だ。無視しよう。


「で、これからは魔物と闘うときは暫く交代制ね。君ら同時に動くと危ないからさ、お互いの動きに慣れるまでは他の人の闘う姿をよく見て観察すること。まず基本として、友達同士は助け合いだからね。いい?」

「…………ご主人が、そう言うなら……」

「なるほど、友達ってのは交代で戦うんだな」


 ダークは何か言いたげだけど口を尖らせながら呟いてて、チェスナットはチェスナットで頭がいっぱいいっぱいみたいで変な捉え方をしている。


 交代制で戦う友達とか聞いたことねーよ。でも訂正入れるのも面倒になってきたのでここはスルーしておく。


 意外にも、この苦肉の策みたいなお友達作戦、2人には効果的だったみたいだ。この会議以降、険悪な口喧嘩が激減した。


 尤も、ダークの口調と態度が少しだけ軟化したってことより、チェスナットの方が友達関係と言うものに対して圧倒的にきょどっているからなんだけど。

 まあ静かになったし良しとしよう。


 これで安心して次なる目的地、ドワーフの国へ向かえる。

この条件だと初めての友達って、記憶にないなぁ。

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