おもいあい。
「もういらない。愛なんてもういらないから。だから、どうかもう一度だけ、僕に平和な世界をください」
布団にくるまってひつうな声でなげいたそれは、きっと誰にも届かない。
それは、今の僕を苦しめるあいつにも、昔の僕を傷付けたあいつにもだ。
愛されたいと願ったけれど、こんなに重い愛はいらない。
そして、顔を涙で濡らしたまま眠りについた僕は気づかなかった。
携帯がメールを受信していたことに。
そして、それと同時に響いた、日常へとかえる道が崩れ去って行く音に。
読んでくださって、ありがとうございました。
どうだったでしょうか?
一応主人公が重い愛……ストーカーやら執着的な愛に悩み、苦しんでいる感じなのですが…。
うまく伝わったでしょうか?
感想などいただければ幸いです。