第25話 アセンション
いつの間にかアリゾナ記念館の中にいた。本来は船でしか来れないあ、探索者にそんなことは問題ない。
「嬢ちゃん、なにようじゃ」
「あなたこそ」
「質問を質問で返すでない……後悔はないのか」
「後悔、あるに決まっているじゃないですか、山ほどに」
「では覚悟は」
「覚悟、フっ、この世界は現代文明に無理やりダンジョン要素を入れようとした結果、すごく歪になっています、そこか逃れられるのですから」
そうこの世界はもう物質文明を維持すらできずデータ世界になろうとしている。
そう、さんざん詭弁を語って周りだましてすることは世界の作り替えあるべき姿へのリセットだ。オペレーションシャングリラの正体。
外が騒がしくなっている、きっとみんな私に黙されていたことに気が付き始めてているのだろう。
「ほれ」
投げ渡されと「アリゾナの涙」が入った瓶を受け取る。
………
「これは最後の忠告じゃが、さっさとはじめつぃまった方が良いぞ?」
「うん」
私はアリゾナの涙を飲み干す、たただの古い重油なので普通の人が飲んだらやばいだろう。
「さて始めようか」
私はとある神をかたどった像を手にもつ。
そして
パリン
床に叩き
つけて破壊する
<資格者の偶像破壊が行われました、条件が満たされました個体名「ナギ」は
ミシックスキル ;全知全能<パラドックス>]を獲得しました。>
さあ始めよう、あと数時間でデータ体に崩壊した世界に…再誕を。
「アセンションワールド」
以前の世界では要するに強者が育ちにくい環境にあった
きっと次の世界では…
あらゆるものが光りに包まれた。
それからー
アセンションワールド
世界を少し前の時間軸に戻すことでバランスをとのえる神術、有史以来27回目の発動
誰かがすべきことを成した人間には褒美と代償を
「ここは!」
私は飛び起きる
時刻は7時20分
見慣れた自失だ。
ベッドから起き、姿見の前に立つ
そこには茶髪ロング碧眼のとんでもない美少女がいた。
「なるほど、これが代償のうちの一つってわけね」
世界をやり直す咎だ、こんなものではないはず。
「取りあえず」
スマホをつけ
流れている情報は
「柏ダンジョン87層突破1
砲煙の将軍
稲光の貴公子SSランクへ!
とかだ。
試しに頭にステータスと念じてみと
Level;9991
種族 デウスエクスマキナ
HP 9999999
MP 9999999
攻撃力9999999
素早さ 10000000
防御力∞
運 1
ミシックスキル「パラドックス」
ユニークスキル
「アーレイバーグ級イージス艦」「オールドアイアンサイズ」
なるほどスキルは多分そのまま、か?いくつか失われているような気がするがこれも代償か?
そう言えば家族は…!?
その時私の脳内に「この世界での私の情報が流れ込んできた」
…要約すると天涯孤独の中学3年生ってところか。
色々と分かったからいいか今日はとりあえず寝て明日、柏のダンジョン複合施設に行こう。おやすみ




