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短歌 フリフラレトレイン

誰かが1人タンドリーチキンを食べてる聖書を手元に


誰かが訪ねてきたムール貝入りのパエリアは炊けた誰か身柄を守って 


胸の中林檎の木が生えた郵便局員が赤紙渡す


目の中の音符がそのまま抜けていって僕は気持ち天使となり、街を舞う


行動しなきゃ物事は実らない遊びすぎるな


気持ちよく遊んで寝て十時に起きてそれでも良いじゃないかよくある話


空飛んで天井桟敷のひとときをみんなと味わう


蝋燭の一本は緑獺祭呑んで秘密の夜を明かそう


蝋燭の1本は緑3本は赤兎と秘密の夜をあかそう


月の世は二時半に暮れしブランコに赤い光灯る


好んでメスのカマキリがオスのカマキリを首筋から食べる


何度も階を渡って高架線下を歩くそのうち月の人になる


体の中に蝋燭が灯り僕は地元の天使となる


蝋燭の光がゆらゆら揺れて睦美が僕にお皿を渡す


明日死んだら幸せなんだ新幹線は日の出を目指す


日々の雲が羽毛の如く千切れて空を柔らかくしている


天井桟敷の人々が2号公園の階段を降りてくる


金メダル二つ取ってあと一つ取るため僕はウキウキしてる


赤い公園緑の公園青い公園



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