表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/16

はち

さーて、畑はどうなったのかな?


そして、目の前に広がっているのは最初の状態のただ畝がある畑


あれ?まだ植えてないの?


「いえ、マスターすでに2回収穫まで終わりましたので、収穫物をどうするのかと他の種があれば他の作物を植えるのか指示を頂きたく。収穫物も量が多くなりましたのでどういたしましょうか?」


あ。そうか。物置とか食糧庫みたいなのは無かったっけ。


―マスター、初回ボーナスに食糧庫がございますので、出しますか?


じゃあお願い。


と同時に一軒家の横に物置みたいな建物がいきなり建った。


うをっ。なんかにょきっと生えた。結構小さいけど、全部入る?

収穫した山を確認したら、入らない気がしてきた。


―大丈夫です。中には空間拡張と状態保存がかかっております。ただ、全部保存するのではなく納品もしていただけると、クエストも達成するのですが。


ピコン


クエスト

・小麦・キャベツ・トマトを10個ずつ納品しよう


受諾しますか

YES/NO


するする!納品ってどうするの?


―そちらの緑のボックスの横に赤いボックスがありますので、そこに入れて下さい。


はーい。じゃあ、10個ずつ入れてっと


クエスト

・小麦・キャベツ・トマトを10個ずつ納品しよう

達成しました。


ポイント交換できる種が開放されます。

農具セット(小)が開放されます。

山(小)が開放されます。

新しいクエストが開放されます。


うをっ。なんか一気にきた。ちょっと待って。チュートリアルさん、今僕ができることと初回ボーナスを一覧表示できる?

その間にリョクは食糧庫に収穫した作物入れといて。


「かしこまりました。」


―はい。一覧で表示致します。

【初回ボーナス】

調合セット(小)

錬金セット(小)

調理セット(小)

釣りセット(小)

畑作業セット

ミルク(1年分)

家(小)

くつろぎセット(小)

ポイント10,000


【開放済み】

山(小)

川(小)

畑(小)

家(小)

畑作業セット:じょうろ、スコップ、籠、食糧庫


【ポイント交換商品】

種各種(レベル1)

農具セット(小)

動物各種(レベル1)

虫各種(レベル1)

魔物各種(レベル1)

池(レベル1)

野菜各種(レベル1)


【新規クエスト】

・薬草を調合してポーションを作ろう

・錬金を使用して指輪を作ろう

・鉱石を掘ろう

・種(レベル1)を10個ずつ収穫して納品しよう

・魚を釣ろう

・目玉焼きを作ろう

・スライムを倒して魔石をゲットしよう



なんか夢が溢れるな。これ、レベル1とか小とかあるけど、さらに詳細表示できるの?


―できます。


じゃあ、先に種各種を


―かしこまりました。

種各種(レベル1):各10ポイントで交換可能

初級魔力草の種

初級毒草の種

トウモロコシの種

大麦の種

デラウェアの種

鈴蘭の種

水仙の種


お、花もあるんだ。


―そちらも新しく開放されました。


・・・でもなんだろうチョイスが微妙。両方毒じゃん。っていうか、直球に毒草あるし。


―初級の調合に必要なものになります。


え。毒薬作るの?


―毒も少量であれば薬になります。


そういうことね。じゃあ、その薬草と毒草と鈴蘭と水仙を優先で植えてくれる?リョク


「はい。かしこまりました」


あ、あと少しで良いからデラウェアも。赤ちゃんでも果物はジュースにして水で薄めて飲めるから。


「とちおとめもジュースにされますか?」


喉乾いたから欲しいかも。


「直ちに」


リョクがシュッと消えたと思ったら、目の前でにっこり笑ってとちおとめジュース(水割り)とスプーンを持って立っていた。


ありがと。一人で飲めるからいいよ。


そう言うと、愕然とした顔でふらふらと食糧庫に入っていった。


なにあれ。どうしたの。


―お世話したかったのでしょう。マスターはまだ赤ちゃんなので。妖精は元来悪戯好きですが、子供が大好きなので。今は妖精界も少子化で中々子供が生まれないのです。


悪いことしちゃったかな。あれ?でもリョクも十分子供に見えるけど。


―あれでも300年は生きている妖精ですよ。次は甘えてみては?


うっそ。そうだったの?


―それでも、妖精界ではまだ若い方なので、下がいないのです。マスターが赤ちゃんなので、余程嬉しいのでしょう。こちらに来てからソワソワとお世話したそうにマスターを見てますよ。


まあ、頼れるところは頼る様にするよ。実際身体がまだ赤ちゃんだと不便も多いし。


リョクの作業を見ながらまったりジュースを飲む僕であった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ