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第5話 宿屋《リーンの風》

すこし、編集

 冒険者ギルドをでで、ミレアの言ったとおり進んでみると《リーンの風》と書かれた宿屋があった。見た目は綺麗だし、ご飯も美味しいので大丈夫だろう。


 扉を開け中に入ると、昼間だからなのかあまり人がいなかった。


「すいません。部屋空いてますか?」


 と、カウンターに向かって声をかけると、女の子が1人出てきた。


「はい、空いてますよ! 何日泊まりますか?」


「空いてるか。良かった。じゃあとりあえず1週間程お願いできるかな?」


「1週間ですね。うーん。14000リヴァになります! えーと、ご飯は朝晩で、昼食は別料金がかかります。ほかにも、体を拭くためのお湯が欲しい時は私に行ってください! こちらは無料です!」


 この国で使われているお金はリヴァという硬貨だ。価値は低いものから鉄貨、銅貨、銀貨、金貨、白金貨、黒金貨となっている。

 リヴァ単位で表すと

 鉄貨=100リヴァ

 銅貨=1000リヴァ

 銀貨=10000リヴァ

 金貨=100000リヴァ

 それより上は保管用で、白金貨は金貨100枚。黒金貨は白金貨100枚となっている。まだ俺はそんな大金を持つことはないので関係ないだろう。


「じゃ、銀貨2枚で。今日の夜はお湯をお願い」


「分かりました! お釣りは銅貨6枚ですね。それでは部屋まで案内するので付いてきてください!」


 お釣りを受け取ると先導して歩き出したので、付いていく。そして、気になったことについて聞いてみた。


「おっけー。そう言えば君は1人で接客してるの?」


「うん……。今日はお母さんの調子が悪くて特別なんだ。お父さんは厨房で料理作ってるし。手が空いてたの私だけだったの」


「そっか……。大変だと思うけど頑張ってね。そう言えばお名前は?」


「ありがとうございます。私はリル、12歳! 呼びたいように呼んでください!」


「じゃあ、リルって呼ばしてもらうな。っと、ここか。結構いい部屋じゃないか。

 そういえば、少し行きたいところがああるから、しばらく部屋開けるけど、荷物は大丈夫?」


 荷物を置きそう告げた。


「荷物は預かっておきますよ! いってらっしゃい! 冒険者さん! 夜ご飯の時間には帰ってきてくださいね!」


「おう! そう言えば俺の名前は兎月紅葉。呼び方はそっちが決めてくれ。冒険者さんは堅苦しいだろ。」


「じゃあ紅葉さん! いってらっしゃい!」


 リルか、元気な子だな。

 俺はこれから鍛冶屋に行かないといけない。ミレアに貰った地図を見るとこの街の端の方にあるようだ。


 店長はあんまり人気ないらしいけど、武器の方に期待しておこう。

 ひとまずここまでにします。次回投稿はテスト後にします。


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