第4話 テンプレ
ランク→階級など細かい編集
「それでは階級をDに変更したので、カードをお返しします。あと、敬語なんてつかわなくていいですからね」
「わかったよ。さっき聞き忘れてたんだけど、料理が美味しいオススメの宿屋ってどこかにないか?」
「それなら、ここを出て右に曲がりまっすぐ行った所にある、《リーンの風》という宿屋がオススメですよ」
「あと、武器を揃えたいから、鍛冶屋を紹介してくれると助かる」
「鍛冶屋ならあそこですね。店長はあんまり人気ないですけど、打つ武器は品質もよく人気の店があります。この地図通りに行ってみてください」
そういって、地図を渡された。この街は結構複雑だからとても嬉しい。
「ありがとなミレア! じゃ、また明日!」
そして、ギルドを出ようとしたところ肩を掴まれた。
「おい兄ちゃん。なに、ルーキーのくせして、ミレアさんと仲良くしてんだ? しかも呼び捨てとはいい度胸してんじゃねぇか。あぁ?」
そんな事をいい、ガラの悪い3人組が取り囲んで来た。そして、殴りかかってくる。
「何でこんなに普通なのかな、、、。もっと面白い展開にしてくれよ。っと! そんなに攻撃も速くないな」
さっきの戦ったガジンさんの方が攻撃の威力も速さもあった。避けながらミレアさんの方を見てみると気にしてないようだ。冒険者同士の争いにはギルドは関与しないってことだな。なら、
「フン!」
「ぎゃぁ!!」
攻撃を躱し、1人の懐に潜り込むと思いっきり急所を膝で蹴り上げた。すごく嫌な音が鳴っていた。同じ男だから分かるけどこれは痛い。まぁ、自業自得だろ。
残りの2人は味方が1人減り激昂し、武器を抜こうとしている。
「絶対に許さねぇ!! ぶっ殺してやる!!」
「こんな場所で武器を抜こうとするなんて、危ない奴らだな」
そして、残りの2人が武器を使う前にさっきと同じように急所蹴りをくらわせるとおとなしくなった。
こうして、ガラの悪い冒険者への制裁を終えると急所を押さえて倒れている3人組の姿があった。
「ガジンさんとは比べ物にならんな。ここにいる人達に迷惑料かけたんだし、今日の支払いはこれ使ってくれ」
「「「「「「「「「「おぉ!!!」」」」」」」」」」
「じゃあ、引き続き楽しんでくれ」
ギルドで飲み食いしていた冒険者から歓声が上がった。さっきの3人の悲鳴や、周りにいたものからの感謝などの声を聞きながらギルドをあとにした。