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第11話 少女との出会い その1

 少し慣れてきたので、1話から見返して悪いとこを少し直してみます。治りきってないとは思うので時間をかけて直します!

 薬草を集め終わり、森周辺でゴブリン探しをしていた。

 そして、数十分後。


「全然ゴブリンいないんだけど!? こんなに見つけるの時間かかるとか聞いてないだけど!?」


 俺はたまらず声を荒らげて叫んだが、その声は静かな森に響き渡るだけで、むなしくなる。俺が叫ぶのは仕方ないことだろう。この世界のゴブリンは森に行けば会いたくなくても会ってしまうような魔物だと聞いていたからだ。


「森に入った方が確実なのか? まぁ、入ってみるか」


 迷ったりしたら嫌なのであまり入りたくなかったんだけど、どうしようもない。

 入ろうとしたその時、


「いやぁ!! 誰か助けて!! 誰かぁ!」


 そんなに遠くない場所で女の子の悲鳴が聞こえた。場所はおそらく森の中。人の命がかかってるのに森に入るのが嫌だなんて言ってられない。


「今行くぞ! 待ってろ!」


 森を入り、声のする方に進んでいくと少し開けた場所に出た。そして、そこに座り込む少女。と、その周りには水のような丸い物体がプルプルと揺れていた。その数10体。想像はできたと思うが、スライムだ。


「えっと、、、。助けた方がいいの?」


 スライムは攻撃せずに少女の近くにいるだけなので一応聞いてみた。


「すぐに助けなさいよ! スライムは近づいてこないでよ!」


「はいはい。ちょっと近く通るよー?」


 近づこうとして怒られたスライムは心なしか寂しそうだ。踏まないように気をつけつつ、少女を脇に抱え救出した。スライムから離れたところに下ろすと、


「なんで倒さないのよ!? 魔物なのに!!」


「でも、相手は無抵抗だし可愛いしなぁ、、、」


 と、少女につげると怒ったようで、顔を赤くし、


「これが、可愛い!?」


「ほら、よく見て! このまん丸の身体。そして、このプルプルした動きを。可愛いだろ?」


 少女はスライムを見つめている。すると、少し恐怖は和らいだように見える。


「可愛いとは思えないけど、襲って来ないわね。スライムは脅威は低いけど攻撃ぐらいはしてくるはずなんだけど、、、」


 さっきまですごくパニックになっていたのに今はすごい落ち着いている。まるで別人のようだ。


「さっきはあんなに怖がってたのに。まぁ、それは置いといて、確かにおかしいな」


「ち、違う! さっきのは、初めて魔物を見たから驚いただけ! べ、別にこんなの怖くないし!?」


 すごい勢いで言い訳をはじめた彼女だが、初めて街を出て来て、スライムに遭遇して殺されると思い怖かったのだろう。

 しかし、この状況から見るに、襲われないのは彼女に関係があるんじゃないだろうか?

 あまりいいこととは言えないが、彼女のステータスを見てみることにした。

 戦闘はまだ止めました!もうちょっとまってください。

 次回投稿は明後日にします。

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