閑話4 愛菜のステータス解析
閑話3にて、執事の名前がベンやベイになっていたのでベンに統一しました。
【ステータス】→【数値】に修正。
ステータスの編集
ベンさんが部屋を出てやっと1人になれることができた。いい執事さんを付けてくれて助かるな。
「よし! 時間は沢山あるからゆっくり解析しよう!」
私は部屋で1人の時なら緊張せずに話せる。だけど、正直独り言の時だけ、活発にしゃべるのは自分でもおかしいと思う。
ちなみに私のステータスはこんな感じだ。
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【名前】夜見 愛菜
【ランク】1
【レベル】1
【種族】人間
【職業】勇者
【数値】
《体力》400/400
《魔力》800/800
《筋力》100
《素早さ》150
《防御》150
【称号】異界の勇者、魔術の天才、賢者
【スキル】
《下位》火魔法Lv5,水魔法Lv5,風魔法Lv5,光魔法Lv5,治癒魔法Lv5
《ユニーク》鑑定Lv10,空間魔法Lv1
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《体力》や《魔力》などの、数字で表されているのは、まだ、この国の基準を聞いてないからどうなのか分からない。だから【称号】と【スキル】を解析しようと思う。
1回鑑定で空間魔法を解析してるからやり方は分かっている。
「よし! どんどんやっていこう!」
まずは種族。当たり前だけど人間だった。見たらわかるけどなんとなく鑑定してみた。
人間族
【説明】
この世界では、3分の1を占めている種族。他にも、魔人族、妖精族、獣人族、海人族などがいる。
「この世界には人間族以外もたくさんいるんだ!すごい!」
驚きの事実だった。てっきり人しかいないと思ったのに。まさか、妖精が存在するなんて、、、!
「次は職業みないと」
職業は物語に出てくる勇者なんてものだったからとても気になってしまう。紅葉はこれが(仮)だったのか。
勇者
【説明】
異世界に召喚された勇者が持つ職業。何か違う職に付いてもこの職業は無くならない。
【称号】に異界の勇者、スキルに鑑定Lv10が付く。
「これのおかげで、鑑定が使えるんだね。助かるなぁ」
この世界に来て、一番助かるのはこの鑑定だと思う。これのおかげで今、安心していられる。
「次は称号。沢山あるけどどうなのかな、、、」
異界の勇者
【説明】
職業に勇者を持つものに与えられる称号。何かを成し遂げる時ステータスが大幅に成長する。
魔術の天才
【説明】
魔術の才能の上位互換。すべての属性の魔法を使えるようになる。最初から覚えてるものは何もしなくても使える。
賢者
【説明】
魔術の天才を持ち、なおかつ勇者の職業に持つものに与えられる称号。覚える魔法がすべてLv5から始まる。ユニーク魔法を覚えることが出来る。努力次第では様々なユニーク魔法を覚えることが出来る。ただしLvは1から。
「賢者カッコイイ、、、! 紅葉に自慢したかったな。すごく強いし」
その紅葉はもういない、、、。でもまた会える!だから今は早く解析しなきゃ。そして、スキルを鑑定し始めた。
鑑定Lv10
【説明】
見たものすべての詳細を知ることが出来る。使い方は《鑑定》と念じるか、唱えるだけ。
火・水・風・光魔法Lv5
【説明】
それぞれの属性に関する魔法を使うことが出来る。Lv1は生活に使える程度。Lvが上がるにつれ、殺傷力や、範囲などが大きくなっていく。
治癒魔法Lv5
【説明】
傷を癒す魔法を使うことが出来る。Lv1はか擦り傷を治せたり、病気の症状を和らげたりする程度。Lvが上がる事に効果や範囲が大きくなる。
「こんな感じかぁ。いろんなことが出来そう! これ組み合わせたりも出来るのかな?」
そんな期待をしながらステータス解析を、終えた。
「分からないことがあったら、ベンさんに聞こう!」
次回投稿は明後日にします。
文がまだ安定してないと思います。頑張るので許してください。間違っていたところがあったら1話から見直して修正します。




