閑話3 執事がつきました
今回は閑話です!前回戦闘って言ったけどよく考えたら閑話でした!すいません!
紅葉が見えなくなった時、王様からの説明が再開された。
「さて、あの者はしっかりとやっていけるだろう。話を続けたいのだか、今日は疲れてるだろうから部屋でしっかり休むが良い」
確かに私達は疲れているようで、ほかの人の顔を見ればすごく青白い。多分私も。紅葉は凄い、いい顔してたのに。
「部屋っていいましたけど、どこにあるんですか? 案内とかは?」
そう、王様に聞いたのはやはり真条君だった。良くやるなぁとおもったけど、私は聞けないのでその勇気は助かる。
「それは、こやつ達が案内してくれる。そなた達の世話もしてくれるぞ」
王様に紹介されたのはお爺さんの執事だった。いかにも熟練って顔で姿勢も綺麗だ。ほかの2人には若い女の人だったけど、私はこの人でよかったと思う。
「よろしくおねがいします、お嬢さま。私の名前はベンといいます。お好きなようにお呼びください」
「私は愛菜。よろしく」
ベンさんは何でもできる。戦闘も料理も旅も身の回りの世話も。まさに万能執事だ。子供の頃は冒険者をやっていて、Sランクまで行ったらしい。Sランクがどうなのか分からないけど、すごく強そうだ。
そんなことを話しながら歩いていると部屋についた。部屋はすごく広い。あっちの世界で取ったら1泊何円するのだろうか? 考えるだけで頭が痛い。
「ベンさん、今日は考えたいことがあるから、1人にさせて」
「かしこまりました」
ベンさんは嫌な顔1つせず部屋から出ていった。いい人だ。そして、今日したいのは残りのステータスの解析。気になることは沢山ある。
次も閑話でその次は本編です。
次回投稿は明後日になります。




