第9話 ステータス解析
今回は説明会となります。次から少し冒険を入れてみたいかなーと。
【ステータス】→【数値】に修正。
部屋に戻り、ステータスを解析して見ることにした。ちなみに俺のステータスは
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【名前】兎月 紅葉
【ランク】1
【レベル】1
【種族】人間
【職業】勇者(仮)
【数値】
《体力》200/200
《魔力》100/100
《筋力》100
《素早さ》200
《防御》100
【称号】巻き込まれた者、普通、魔法の才能
【スキル】
《下位》剣術Lv1
《ユニーク》鑑定Lv10,???
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というものだった。気になるものは沢山ある。
「さてと、どんどん確認していこうかな《鑑定》」
まずは職業から。
勇者(仮)
【説明】
異世界から召喚されたが、勇者では無かったものにとりあえず与えられる称号。何か違う職に付いてもこの職業は無くならない。
【称号】に巻き込まれた者、
【スキル】に鑑定Lv10が追加される。
鑑定は便利だし、勇者よりは劣っているだろうがいい職業のような気がする。次に称号だが、
巻き込まれた者
【説明】
勇者(仮)を持つものに与えられる称号。
事件に巻き込まれやすくなる。この称号によって事件に巻き込まれた時、ステータスが2倍になる。
魔法の才能
【説明】
名前の通り魔法の才能を持つものに与えられる称号。すべての属性の魔法を使えるようになる。ただし何もしないで使えるわけではない。
普通
【説明】
前世、あるいは召喚前普通過ぎた者に与えられる称号。努力して得たことにボーナスが付くようになる。
というものだった。普通って称号あんまりいい効果は期待していなかったけれど、この世界なら努力すればそれだけ強くなれるってことなのか?それならすごくありがたいんだが。
次はスキルだが、これは一番気になる。スキル欄の最後に???なんてものがあるからだ。まぁ、順番に調べていこう。
鑑定Lv10
【説明】
見たものすべての詳細を知ることが出来る。使い方は《鑑定》と念じるか、唱えるだけ。
剣術Lv1
【説明】
剣の使い方が上手くなる。Lv1なので、少ししか上手くならないが、Lvを上げるとどんどん上手くなる。
【Lvの上げ方】
・剣を使い、強大な敵を倒す。
・自分よりLvの高い剣術スキルを持つものから指導をしてもらう。
へぇ、なかなか使えるな。Lvの上げ方まで教えてくれるなんて、鑑定は本当にありがたい。次は一番気になるスキルの???だが、《鑑定》
「っ!?」
鑑定した瞬間酷い頭痛が起き、それ以外は何も起きなかった。鑑定結果すら表示されない。もう一度鑑定しなくてもなんとなく分かった。今鑑定すべきではないのだと。
最後のスキルは謎だけれど、色々なことが分かった。今度なにか分からないことがあったら、鑑定することにしよう。
次回更新は明後日となります。




