第8話 異世界での朝
遅くなってごめんなさい!
目が覚めて、今までのことが夢ではなくて安心した。知らない場所に来て不安という気持ちもあるが、それよりもわくわくするという気持ちの方が大きいからだ。
「さて、今まで忙しくてステータスあんまり見てなかったな。今日はそれの確認をしておこうかな」
早速始めようとしたら、お腹がなった。楽しみにしすぎて、空腹を忘れていたようだ。朝ごはんを食べるかな。
食堂へ行ってみると、待っていたかのようにリルがあらわれた。
「紅葉さん、おはようございます! 朝ごはんは何にしますか?」
「おはようリル。あんまり良くわからないから、オススメのメニューでお願い」
そう頼むとリルは元気に返事をして、厨房に入っていった。
数分後リルが戻ってきて、手に持っていたのは2人前のサンドイッチだった。
「お待たせしました! この店特製のサンドイッチ! お父さんが『お前も食べてこい』って行ってたからここで食べていくね!」
「あぁ、いいぞ。でも、店の手伝いはどうするんだ?」
「今日はお母さんが元気になったから手伝わなくていいの! ほら、あそこで働いてるよ!」
リルが指で示した先にリルの母親だと思われる、よく似た女性が働いていた。こちらを見ながらニヤニヤしているのがきになるが、、、。
「お母さん元気になって良かったな。そういえば、忘れてたけど、今日は少し気になることを調べたいから1日中部屋にいるからな、用事があったら気軽に呼んでくれ」
「わかった! 調べ物頑張ってね!」
そんな会話をしながら、リルと朝ごはんを食べた。当然だが、サンドイッチは美味かった。今まで食べた中で一番うまいサンドイッチだったと思う。
部屋にもどり、早速ステータス確認を始めることにした。
次回も明後日に投稿します!
春休みに入れば更新早くなるかも、、、




