第1話 プロローグ
初投稿です! 書き方も下手くそだと思いますが良ければ見ていってください!
この世界はいつだって、普通だ。いや、普通であることに慣れているから、普通であるという感想を抱いてしまうのだろう。
あるのか分からないが、異世界から見ればこの世界も普通ではないのだろう。
俺はそんな有り得ない世界に憧れた。だってそっちの方が楽しそうだろう?
長い思考の末、彼が顔を上げた時授業は終わっていた。
「あー、今日もやっと1日終わった。ジュースでも買ってくるかな、、、」
周りはみなは部活に行くなり、帰宅するなりしている。そんな中、一人の男が購買に向かって行った。
男の名前は兎月 紅葉。高校2年生だ。顔は上の下と言ったとこだろう。
中庭には同じクラスの4人の人気者が集まっていた。男2人女2人のバランスのいいグループだ。名前を覚えるのが苦手な俺でも知っている。
「相変わらず仲がいいな4人とも」
「おっす! 紅葉。相変わらず暇そうだな」
そういった男の名は、長谷部 隼太。長谷部は様々なスポーツにおいて好成績を残している体育系男子だ。
「長谷部君、それは失礼だよ。もしかしたら今日は暇じゃないかもよ?」
長谷部にそう反対した女子の名前は、永瀬 弥生という。永瀬は俺達のクラスの委員長だ。真面目で、整った顔をしているので、男より女にモテる。成績優秀でテストでは、いつも学年のトップだ。
「『今日は』とか言ってる永瀬さんも充分失礼だと思うけどね」
そういった男はこのグループのリーダー的な存在の、真条 龍獅といい、この学校でトップと言ってもいいぐらいだ。顔は上の中ぐらいでよくモテる。性格もよく、友達が多い。更に勉強もできテストでは学年で上位トップ5には必ずいる。さらに運動も出来るという。凄く出来た人間だ。
「紅葉おひさ、、、」
無口なこの少女の名前は夜海 愛菜といい、行動や、見た目は小学生、中学生のようだが、頭はいい。そして童顔な事からクラスのマスコトット的存在だ。俺が唯一名前で呼ぶ仲のいい女子だ。というより、どう見ても年下だから苗字で呼ぶ気にはなれない。
「今日も愛菜は無口だな。てか、なんでお前らこんな所にいるんだ? 部活とか行かないのか?」
「いやそれが、今日はみんな予定がなくて暇してるとこでさ。紅葉も暇ならどっかいかね?」
「まぁ、どこに行くか聞いてから答えるよ」
「うーん。どうするかな。真条なんかアイデ、ってうおぉ! なんか地面光ってんぞ!」
「なに!? なに!? きゃぁぁ!!」
「みんな大丈夫か!? どうすれば、、、」
「、、、」
そんな、みんなの反応があった後、光がいっそう強くなり、俺達は意識を失った。