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スカイダイビングをしましょう

「さてOPだ・・・・・って????・・・・・・」


俺の目の前には 空、空、空、雲、空、空・・・まぁあたり一面空だった・・・・


「って・・・・なんだよ こりゃぁ><」


そして重力の楔からは解き放たれ、俺の体は物理法則に従い重力に引かれていく


う~ん俺も地球の重力に魂を惹かれた人間だったんだなぁー(イアそういう問題ではない・・・)


「なんだよ、こんないきなりスカイダイブな状況・・・」


俺の体は勢いを増して地面に向かって落ちていく


幸いかなりの高度にいるみたいだ、地面はまだはるか遠く・・・・・


「ってビルがない・・・ってだけじゃなく、地上は一面、砂漠じゃん・・・・」


うーん混乱する、こんな時はあせっても駄目だ


そうだな状況を踏まえてあの呪文をとなえてみよう


「バルス・・・・」


はい!不正解です!残念でした。


まぁこちとら女の子でもなければ、青い石のネックレスも持っていない


当然と言えば当然だけど、このままじゃものの数十秒後には


ミンチ状態になる。


ひぇぇ~~~こちとらまだ、女の子とニャンニャンした事もないんだよぉ~~~


こんな所で死にたくない!!


そうこう思いつつ俺は自分の体を見てある事に気づいた


俺こんなに脚長かったっけな?


いやこれなんかおかしい


来ている服?はレザーアーマぽい何か


しかもどこかで見たことある・・・・


ってさっきまでスカイウィルで作成したキャラが来ていた


服じゃん


ちょっとまってよまず整理しよう


①いきなり部屋から空に現れた


②ゲームのキャラの格好をしている



うーん、ようするにだ俺はゲームの中に入り込んじゃったか、


よくあるゲーム異世界転生とか召還されちゃった系の物語に


巻き込まれたって感じだなきっと・・・・


状況確認だメニューオープン


おれが心のなかで そう 念じると


目に見えて メニューが表示された


「よっし!!」


メニューはスカイウィルのメニューとまったく同じものだ!!


って事はゲーム世界に取り込まれたって事かな???


いや違う俺の目の前に広がっている砂漠


スカイウィルにも砂漠はあったがこんなに広大な砂漠は無かったはずだ


まぁともかくゲームとしてとらえられるのなら魔法とか何かが使えるかもしれない


そしてマジックウィンドウを俺は開く・・・・・


~マジックウィンドウ~

・ヒール:LV1

・ファイア:LV1


ってゲーム始めたばかりで 魔法とかほとんどもってなないじゃん・・・


この魔法を使って地面の激突を避ける方法


提案①地面にインパクトしダメージを受けた直後かつHPが0になる前にヒールを発動させる


・・・・・・まぁタイミングがシビアな上にきっとミンチは確定だねヒールLV1だし・・・


提案②:ファイアーを下に向けて放ち反動により落下の衝撃を抑え、華麗に着地・・・・・



絶対に無理ファイアLV1程度でそんな落下の衝撃を抑えることなんてできないよ


そもそもファイアーを唱えて反作用がそんなに発生したら魔法使いは魔法使うたびにふきとんじゃう・・・


はぁーーー魔法だったらなんとかなるかなとおもったんだけどなぁ・・・・・


???魔法・・・ゲーム・・・・そっかここゲームの中じゃないかもしれないけど


ゲーム同様な状態にある・・・・もしかしたら・・・・


おれはMOD操作のウィンドウを開く


~MODウィンドウ~

・AnimeMagicMod:OFF


「AnimeMagicMod」あった!!!これだよこれ!!


おれはゲームを始める前にMODを大量にインストールしたそのひとつがこれだ


このMOD製作者は海外の人なのだがちょっと昔のアニメやゲームをスカイウィルの


世界で使いたいという発想で作成されたMODでこのMODを使用すると


いろんなアニメやゲームの魔法や技がLVに応じて追加されていくMODだ


たしかLV1でもチートなぐらいな使い勝手のいい魔法が追加されたはずだ


俺はAnimeMagicModをONに変更する。


『AnimeMagicModが適用されました

・カメカメ派が追加されました

・アストロが追加されました

・レビテートが追加されました

・シャイニングスパークが追加されました


おおー期待通りのログが流れている


どうやらここでもMODが使えることが確認できた!!


「なんとかなりそうだ」


とりあえず追加された魔法の説明だね


まずはカメカメ派これはゴルゴンボールって20年ぐらいまえに流行したアニメで


亀亀仙人から主人公が教わる技をゲームで使いたいから作られた魔法だ


なんで俺が知っているかというとこのアニメ普及の名作で何度も夏休みアニメで再放送していたので知っている


まぁ遠距離の気孔派的な攻撃を行う魔法だと思って欲しい


この技だったらアニメでもさっき言った反作用による効果が多少ありそうだが


この高度だときっと駄目だろうなぁ・・・><



次にアストロこれはドラゴンクエスターってゲームに出てきた魔法で


これを使うと物理攻撃、魔法攻撃が一切効かなくなる、その代わりに


身動きも一切できなくなる魔法だ・・・ゲーム序盤だと 様子見したいときに


かなりありがたい魔法なのだが今は空中・・・ダメージ受けないっていうのであれば


確かに使えないこともないのだが今回は別の魔法を使ったほうがいいかもしれない



3つ目に紹介するのはレビテートだこれはスゲーヤーズってファンタジー小説が原作の


アニメで使用していた空を飛ぶ魔法だ、もう今の俺にぴったりな魔法


この魔法があればなんとかなりそうだな



でもって最後のシャイニングスパークはゲットーロボって超昔のロボットアニメらしい


超ロボット大戦ってゲームで出てきたので知っているが体に光をまとって空を飛びながら


敵にぶつかって大ダメージを与える魔法だ



まぁ今の俺は確かに空を飛んで(落下)しているが、敵もいないし 現状使う必要はないだろう・・・・


とりあえずどの魔法も消費MPは1らしい


おおっと地面が近づいてきた・・・・・


地表が近づいてきて気づいたのだが町らしき場所に巨大な悪魔みたいなのが暴れているぞ


もしかしてこいつを退治しろって事か??


またまた無茶ゲーな展開である


巨大な悪魔らしき巨人は女性をさらおうと手を伸ばしている・・・あっ巨大な悪魔の手につかまってしまったみたいだ・・・


これは見事にフラグだな、しかも遠くてよくわからないけどかなり美形な女性がさらわれようとしている


選択①

レビテートでこのまま逃げる・・・・・

→好感度イベント発生せず、この世界の知識も身よりも無い俺は当分食事事情とかにこまるだろう

まぁなんとかなりそうではあるが微妙な選択だ


選択②

さっそうと登場しこの巨大な悪魔を倒す

→好感度イベント急上昇、美女にモテモテ、町の人に感謝され、恩人として多少の便宜を図ってもらえそうだ・・・・うん俺がんばる!!


さぁ方針は決まったもちろん選択②だ!!


手持ちの魔法を駆使しなんとかする方法を考える!!


「まず女性を救う!!」


俺の頭の中には以下のコンボを連想する

①カメカメ派で悪魔の手を攻撃し女性を解放させる

②シャイニングスパークを唱え悪魔に突貫する

③突貫の最中にアストロを唱えダメージを無効にし無事着地


「よしこれで行こう!!くらえぇーーーカメカメ派!!」


大声で叫びながら魔法を使用する、俺は両手を敵に向ける


そうすると気弾が手から放たれ女性を掴んでいる敵の手に命中する。


「Guryuuuuu」


巨大な悪魔は痛みのあまりに女性を掴んでいた手を離す。


女性が手から放たれ地面に落下する。


2mぐらいの距離から落ちたみたいで少し心配だが、今はそんな事も言ってられない!!


巨大な悪魔は咆哮をあげながら 気弾の飛んできた方向、俺をにらんでくる。


「シャイニングスパァァァァァーク!!」


この魔法は語尾を延ばしながら叫ぶのが様式美らしいのでそれにならい叫びながら魔法を発動する。


俺の体は瞬く間に光ににつつまれ敵に向かって落ちていく


光が尾を引きなんか見た目結構綺麗で派手な感じだ


しかしその時、敵は巨大な岩を持ち上げ俺に向かって投げてくる


「やっやばい!!」


もちろんこちとら絶賛自由落下中方向なんてかえられません。


「しかしまだこちらには手がある!!アストロ!!」


そう叫ぶと俺は次の魔法を発動させた


『MPがたりません』


無常なるログが表示された


ええぇぇぇーーー「どうしようそういえば俺LV1じゃん」


しかし悪魔が放った岩は俺にふれるかふれないかの所で落ちていく


重力って偉大だなぁ><


岩に隠れた状況になりながら俺は悪魔に向かって落下していく


岩の陰となり悪魔は俺を一瞬見失ったみたいだ!!


そうこうしているうちにMPのゲージが1だけ復活したみたいだ


今ならアストロを使える!!


「こんどこそ!!アストロ!!」


俺の体は鉄の様に固まる、そして敵に向かって落ちていく!!


「位置エネルギーは運動エネルギーだ!!!!超々高度からの怒涛の一撃!!くらいやがれぇぇ!!」


どうやらアストロの効果で身動きは出来ないずなのに声は出せるみたいだ


そうして俺は巨大な悪魔に頭から突貫した!!


ジュグゥオォォォォォン!!!すごい激音を放ちながら俺の一撃は巨大な悪魔を頭から貫通し


巨大な悪魔を真っ二つにする。


そして華麗に着地なんて身動きできないので出来ずにそのまま地面にめり込んで行く!!


「ぐわぁぁぁーーー」


俺の落ちた場所には衝撃のあまりにクレーター状の穴が出来る


それと同時に活力のゲージが一気になくなり俺の意識は暗転した・・・・



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