表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/58

あ、あれは!便利な……!

「掃除ですね。」

掃除タイムです。始まりぃ。

なんで、始まったって?もう。部屋が荒れまくっているからですよ。

家具が無い……綺麗!なんて思いません。

家具が一切なくて、狭い部屋は少し広く見える……けれどね!!

壁の住みにはよくある蜘蛛の巣、壁紙は剥がれまくり、床はコーヒーのシミ?見たいなのがある。(踏みたくない。)

前の住んでいた人……。不潔ですか?いや、結構時間たってるのかもしれないけど、コーヒーのシミは前の住人のものでしょ。

でも、聞いた限りでは、ここは、そんな時間住んでいなかったようだし……。事件とかも無くて、ただ、もう住まなくなったから売った。ってだけらしい。

じゃあ。なんでや。この汚れ用はやばいぞ。そりゃあ。ここ、売れてないよね。

考えて忘れてた。掃除しよう。掃除。……。

掃除用具さえないや。なんで、掃除しようとか、意気込んでんだ。私が今持っているものは、平民用の服、お金くらいだよ。

「買うか……。」

でも、もう疲れたや。……家具無しで寝るのもな……。そういうのもなんだし、掃除用具買うついでに、家具も頼んでくるか。

どこで買うんだろ。まー。何とかなるでしょう。


やって来ました。もう、今日は来なくてもいいや。と思ってしまってきてます。城下町。ここでは、まず。掃除用具を適当に買います。

適当にブラブラと街を歩いていく。しばらく歩いていくと、雑貨屋さんのようなお店の看板が見えてきた。店の外装もそれらしい。

ここかな。と思ってとりあえず進んでいく。ギィと、ドアの軋む音を鳴らしながらドアが開いていく。

「いらっしゃいませ。」

ドアを開くと直ぐに若い女の人の声が聞こえてくる。

ここは、外観や看板から見た通り、雑貨が沢山絡んでいる店だった。綺麗ね。っていうか。可愛いものばっかり。ここに、適当な箒とかなんてあるのかしら?

「掃除用具ってありますか?」って聞くの、雑貨屋さんだと、なんか恥ずかしいなー。可愛いものばかりだし。ここにある訳ないじゃない。とか言われそう。言われなくても変な視線を受けそう……。

「なにかお探しですか?」

や、やめてー。聞かないで。

「掃除用具ってありますか?」

聞いちゃったよ。だって、探すの面倒臭いんだもん。私って今更だけど、色々なこと面倒臭がってるな。

「ないです。」

そ、即答ですか。そうですか。しかも、想像してたより鋭く冷たい視線が……。

「で、では。」


「……恥かいた。」

ため息をつきながらほかの店を歩きながら探していく。

「あ……あれは!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ