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王子についての驚き。

王子が、後ろから追ってきてたみたいです。しかも、気配消して。息切れって、してないよね?私、足には自信があったのだけれど?

「ね?何で逃げちゃったのかな?」

オウ!こっわいですね。黒いオーラが滲み出ています。そこで、はたと気づいた。ここは、もう屋台が並ぶ日当たりの良いところだ。どーしよ。姿バレるじゃん。

「ねーね無視しないでくれる?。」

こっちは考えてるんだ。王子ぃ!返事……するかな。しないと面倒臭いよね。ごめんね。王子。最近王子の扱いが雑になってきたねー。

「……緊張で?」

無理矢理な言い訳を言ってみるけれど、なんだか、疑問形になっちゃったね。これは、誤魔化せないな。

「うーん?違うよね?」

「っ……。」

王子の鋭さ(理由が無理矢理だから当たり前。)に後ずさる。

「あら。今日は予定があったのです。すいません。」

再びダッシュ。私の去り際、王子が、「アスリーア?」と言っていたが、聞き間違えということにしておこう。そーしよう。それに、令嬢言葉?みたいなのが混じっていたような気もする!でも、今は気にすべきではない!

王子が追って来る……のだか……ら?

来ないな。気配もしないし。後ろ振り返ったら王子が走ってきてるとかないよねー。流石にここまでしつこく追ってこないよね……?

そう思いもいながらも振り返る。いない。よし。YES。

だからって、あの王子のことだから油断はならないので、まだまだ走る。走る走る走る……。ひとしきり走ったあと、私はどこまで進んでいっていたのだろうと辺たりを見渡す。

そして、そこには……。不動産屋?があった。確かに前行ったところだった。イェイ。当たりだー。あれ?でも、なんだろう。あの人だかり。

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