表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/33

朝のお散歩と小さな子犬1

久しぶりの投稿です、いつも書くの遅れてすみません。

今回母登場で和みます(^∇^)

朝食のあるリビングルームにつくと、お父様やライナリアに転生して初めてみるお母様が優雅に座っている。

おふうー美形家族は何してても似合ってしまうんだね、眼福です。


突っ立って1人で萌えていると、ゲルフィンさんが面白げに見られている。なんでそう思うかって? そんなの小さく笑み浮かべて笑い殺してるんだもん。


ちょっとムッとしつつも、家族するのが先だと頭を切り替える。


「お父様、お母様、お姉様...おはようございます。」


小さく淑女っぽく挨拶してみたら。


「......おはようアルセイヌ。」


とお母様がふんわりとした優しい笑みで答えくれ


「おはようアルセイヌ、今日の服も可愛いぞ。」


お父様は娘を褒める攻撃に嬉しいのとちょっと照れる。


「おはようアルセイヌ、こっちおいで私の隣に。」


おいでおいでと手招きされ私はチョコチョコと近づいていくと、ゲルフィンさんがまるで執事の対応の如く椅子を引いて座らせてもらう。


うおーー自然な流れでやり通すとは、さすがは攻略対象者だね! ん? 攻撃対象者は関係ないか、では素晴らしい対応ありがとうかな...うん。


うんうんと1人納得しているとお母様から唐突に。


「アルセイヌ、朝食前に聞きたかったんだけど。わたくしが見舞いにいけなかったこと責めないの?」

「ん? ふむ。お母様は身体が弱いんですから、無理しなくていいと思うのです、それに今日会えることが嬉しいからいいので、大丈夫です。」


ちょっと動揺してまわりくどいのと、なんか苦し紛れの言い訳っぽくなってしまった。


お母様はゲームじゃ、身体が弱いのもあって体調面は気をつけないと発作が出てしまう、か弱き令嬢だったんだよね。

だから娘との会話も少なくて、アルセイヌは愛情欲しさに無理させていたとテロップメッセージあったんだ。


なのでこんな言い方にしてみたんだけど、お母様がちょっとむくれている。


「アルお母様ね、すっごくアルの見舞いに行けなかったこと悔やんでたのよ、もう熱あるのに止めるの大変だったってメイドさん達が必死だったんだから。」

「ライナリア、それは言わない約束ですわよ!」

「ふふん、言ったものはしょうがないと思うの! でないと後で拗ねるのお母様でしょ!」

「う!」


ふむ、拗ねるの?

アルセイヌが甘えたのが原因で病気が悪化するのに?

お母様を見れば、少なくとも拗ねてはいるのを指摘され図星を突かれて困惑してる姿があった。


「まったく困ったメリアだな、本来なら朝食だって今日は部屋でさせるつもりだったのに、アルセイヌ会いたさで無理するんだからな。」

「もう貴方まで!! だってアルセイヌと一緒に食事したかったんですもの。」

「はいはい、拗ねるのはお終いだ。アルセイヌ、今日の散歩はメリアと一緒に行くそうだから思いっきり甘えてやりなさい。」


ふに? と変な声あげてボケつとこだった。

うーむとゲームの事考えて思い出してたもんだから反応が遅れてしまった。


もしかするとアナザーストーリーで描かれるはずだったアルセイヌの秘密には何かあるのかもしれない。


お母様の身体と健康的な何か?


「はい、お母様に甘えて良いなら...甘えたいです!」


少々照れくさいがアルセイヌのとこ知るなら、お母様情報も上手く知らないと何もできないし、アルセイヌ自身も小さいからこそ愛情たっぷりあった方が幸せだと思うのだ。


実際私が甘えてみたいのもあるんだよね。


するとお母様は嬉しそうに頷き、お散歩楽しみねと言い微笑む姿に私自身も嬉しくなって笑っていた。


最後まで読んで頂きありがとうございます次回をお楽しみに

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ