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料理中な炎の料理人リジャ

その頃 ののはな亭のお店、厨房では


「ええと 水に漬けたサフランの・・から 出来たこの黄色い液体を使ってと

鍋にお米と鶏肉、パプリカ、ピーマン、イカにアサリ貝にムール貝等々で

炊き込みご飯のパエリアだな」


「それから」呟きながらも手は休めない


「こちらはキッシュ 材料はベーコン、ほうれん草 ジャガイモにとろけるチーズ

それから土台のパイ生地 これは塩系のパイだから」

「後で 肉系と野菜たっぷりのパイを幾つか・・」


「甘いデザート系のパイは どうするかな 

さくらんぼのパイか苺やラズベリーなどのベリー系か」


「リジャさん!空飛ぶ人食い魚が入荷しました」「了解」


「空飛ぶ人食い魚は 半分を冷凍 幾つかをカルパッチヨや刺身に」


「和風弁当の仕込み 根野菜、鶏肉の筑前煮、豚ロースのトロトロ煮込みと大根

牛肉とジャガイモ、人参、糸こんにゃく等の肉じゃが・・それとタケノコの煮込み」


「魚の南蛮漬けと・・」手が素早く動いて 料理が少しづつ 完成 出来上がり


「パンの仕込みの準備もあったか・・ふむ」「それから・・」

「リジャさん 林檎のタタンタルトの生地ですが・・」


「ああ、見るよ どうした?」

持ち場から 少し離れ 様子を見るリジャ「・・少し まだ寝かせた方がいいか」「はい」


「一つ目お化け魚の目だまの煮込みですが」「はいはい どれどれ?」

「・・このままでいい 良く煮込んでくれ」「はい」


「玉ネギと人参 ジャガイモの皮をむき終わりました」「はいはい 了解だ 次を頼む」


にわとりキメラの肉とお化け牛の肉が 市場から届きました」

「やっと来たな 使う分以外 氷の魔石の部屋、冷凍庫へ」


カマドの一つにちょっとした異変

「あれ、火の魔法石を使っているカマドの火が消えそう」「ああ、見せてみろ」

素手で まだ燃えているカマドの奥深くにある火の魔法石を取り出すリジャ


目元に布を巻き目隠し状態で 少し首をかしげる

「ふむ・・そうか」

「リジャさん 火傷していませんか!」「あ、熱くないですか?」慌てる他のコック 

言うならば カマドの中からも過熱している石炭などを取り出して 手で触っている状態


「俺は平気 俺は記憶喪失だが 種族的なものだろう 目も赤いから」


「恐らくは 火に関係する種族だと 少し前に聞いた 最近越してきた

街の占い師と教会の高位の司祭に聞いている」



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