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フライパンと包丁で戦う少年リジャ または遊び人なコック

国の王様 ののほんとした王が 激励にやってきて 

長々としたお言葉と共に

無事にミッションを成功させたら 宝物たんまりプレゼントのお約束をする


「ええっ、何度かうちのお弁当やお菓子を注文した それに喫茶でも」アル

「ですね お忍びでしたか・・」ルリン


儀式的な事柄の後に

ダンジョンに突入する冒険者たち




「最近は 転送魔法の魔法陣ばかり使ったから 一階から入るのは何年ぶりだろうか?」

「初心者の頃 以来か・・」「そうだな」


「ああ、マキに火をつけて・・あ!」


リジャが魔法で 天井の方に幾つかの大きな火の花を浮かべる

「どうした? 暗いだろう」にこやかに微笑むリジャ

「あ、有難う」それぞれが礼を言う


リジャの背中 後光がさしているようにも見えるが

「・・・・・」「あの背中のリュックの鍋やフライパン・・」


「あの魔法は高位の司祭、賢者、大魔法使いなのだが・・」


「背中のリュックのはみ出たフライパンとか鍋に マスコットでぶら下がっている

女の子の牙つき小さい人形シャラが・・・」

「・・そうだな 威厳、後光を台無しにしているよね~~」冒険者達の呟き



少し先に歩いていた先発の集団に 敵モンスターが襲いかかる

「40メートルはある大蛇が 二体だ!」「こちらには 巨大な大蜘蛛が7体!」


突然 左右、両方から襲われる「うわああ 食われる!」「ぎゃああ」

「剣が通じない!」大騒ぎの修羅場


「・・・炎の大蛇 いかずちの槍 我が名において命じる 敵を殲滅せよ」

リジャが半ば無意識に言葉を紡ぐ


轟音と共に いかずちが 巨大蜘蛛たちの身体を貫き 感電死させる


大蛇のような動きをさせて 大きな長い炎が モンスターの大蛇達に巻き付き

焼き殺してしまう


幾分か小ぶり 人間サイズの蜘蛛たちが 再び襲い掛かる

剣を振るい 切り伏せようとするが 動きが速い

「ぎやああ」頭からかじられる者 「た、助けて・・ぐわあ」腹をえぐられるもの


スッとショートソードならぬ長い包丁で 蜘蛛を真っ二つにするリジャ

ついでに 冒険者を襲っている蜘蛛に 別の空いている右手でフライパンの一撃 


「この包丁は 俺が心を込めて ほぼ毎日研いでいるから 切れ味は抜群 ふ」

再び襲ってきた巨大蜘蛛の攻撃をフライパンでかわす リジャ


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