美人最強メイド・アルとルリン
「え、紅花、メイン・ギルドの宴さんには ご許可を頂きましたが?」アル
「まあ、私達は ある程度の高レベル冒険者クラスですから うふふ」ルリン
いつものメイド服に鎧武装の二人
リジャは シャツにズボン 胸当て程度の簡単な鎧
料理人の命 ショートソードのような長めの包丁は 何故か鞘に収まっている
背中には 鍋と頑丈なフライパン等が入ったリュック
「その・・まだ時間があるので 武器屋に寄りませんか リジャさん」ルリン
「いいよ 俺は料理人で登録しているから」リジャ
「鍋やフライパンは魔法のペンダントの宝石に収納して入れようと思ったが 防御や攻撃に
使う事にした ふふ」嬉しそうに笑うリジャ
「はあ・・・」ルリン 「大丈夫です 私が予備の武器は持ってきています」アル
「・・それに俺は 火の魔法攻撃など 魔法が期待されているから」
きっぱりと言い切るリジャ
「それに枕も持ってきたし 数日分の冷凍状態のミルクも持ってきた」
やはり きっぱりと力強く言い切ったリジャ
「・・・・・・」「・・・・・・・」
「此処の世界 このゲーム世界で あの方・・・・の思わぬ一面を見てきましたわ」アル
様々な出来事を思い出しては アルは微笑む
「そうですね 現世、リアルでは苦労が絶えなかったから シビアでしたけども
案外と素直で可愛い一面があるのですね ・・・・・様 うふふ」ルリン
「優しいのは変わりませんね」アル 「ええ」ルリン
微笑み合う 二人 アルとルリン
「と言っても 性格などを移し反映させた疑似人格体ですけど」
「うふふ 可愛いですわ 一生懸命で」
「放置も可能なゲームプレイ くすくすっ」
「無事に このゲーム世界のイベントをクリア出来たらいいですわね」「はいアル様」
「本当の・・・・・は 病が重く もう持たないかも知れない」
「時々 このゲーム世界の出来事をベットの上で 画面を眺めて 楽しんでいるわ」
アルは寂しそうに呟く
「はい アル様 点滴の針後が 痛そうで いつも気の毒です」そっと涙が浮かぶルリン
「・・そうね」アル
「でも あの吸血鬼の少女 シェラ姫の設定ですが・・」
「そうなのよ 設定では 前店主の娘で 普通の女の子のはずだったけど 変よね」
不思議そうな顔をする二人
ぴろろんん ピコピコ スマホからの呼び出し音
「あ、いけない 私はリアルの仕事が・・疑似人格に切り替えます」ルリン
「ええ、分かったわ ルウ 頑張って」アル
「すいません 一時 ログアウトしますね」ルリン
ルリンの姿が一時的にぼやける それから 再び元通りになる
「アルさん 交代しました 疑似人格のルリンです」
「頼むわね ルリン」 「はい」
「あの、本体から疑似体に切り替わりましたが リジャさんの装備・・
本当に武器屋に行かなくてもいいですか?」ルリン
「少し あの装備では心配です 基本パラメータは隠しパラメータも含め
最強ともいえますが・・」
「リジャさんは 最強の高レベルの魔法が使えるから」
「それにダンジョンの10階とか
武器屋もあったから品物は置いて避難しているはずよ
た、多分」アル
アル、彼女が引きつり笑いをしている。
「大丈夫ですか?アルさん」
「アルさん 瞳に涙が浮かんでいます 何故、目をそらしながら話すのですか?」ルリン
「う、気にしないで」アル
街並みの中をリジャの後から着いて行く 二人




