行商人と吸血鬼姫
優しく リジャの頭に 手を伸ばしてナデナデするシャラ姫
「大丈夫よ 安心してね 私のリジャ
私の背中を洗って流したり 髪を洗うのは 前の店主と貴方だけだから」
じっとリジャの顔を見るシャラ姫
「そう、そんな淫らな いけない事が出来るのは 貴方だけ くすくっ」
「えっ?み、淫ら?」
「後、添い寝とか」「服の着せ替えとか・・うふ」
「行商人マテインですが シャラ様の正体は?」「吸血鬼というは知っているわ」
「それ以外は知らないみたい うふふ」
「・・・・・・・」
「血の味は 並みより美味しい かしら」「・・・・・」
「マテインには 俺から痛い程の説教と大事な大事なシャラ姫さまの事をお知らせしますから」
「血圧が上がっているわ リジャ うふ」「誰のせいですか!」
「お部屋に帰りましょうね シャラ様」「え?」優しく抱き上げて 連れて帰る
「いつも優しいのね リジャ」「・・・女の子には優しいかもですね」
「うわあ 首すじに息吹きかけないでください」「くすくすっ」
「また中庭にお花を植えようと思いますが ご希望は?」
「チューリップにユリもいいな それから・・」
「ゼラニュム以外・・」「可愛いお花が咲きますよ 香りもいいし」
「あの匂い駄目」「蚊よけの匂いでもあるですが・・・」
「・・・・・」「私が やぶ蚊と一緒なんていったら怒るから」「あははは」
「御姫様は 十字架は平気なのですけどね」「そうね」
「にんにくは」「案外平気・・」
「森や湖に遊びに行けるように 特別な魔法石も探していますから」
「・・・うん あれがないと日差しで火傷するもの」
「それか その魔法石と蜘蛛で織ったベールとかね あればいいのに」
ちょっと考え込むリジャ 「特注の特別性ですから」「うん そうね」
シャラ姫の髪を大事そうにナデナデする




