二人でお風呂
ぴぽぴぽおおおお~ん 部屋の呼びだしベルの音
「この呼び出しは・・おそらく」
「リジャああ お風呂一緒に入ろうよおお」明るいシャラ姫の声
「いや それは・・」「お風呂入るううう 泣いちゃうから」
「・・・・・・はい」
特別室である シャラの部屋に設置されたお風呂
広めの浴槽 スイッチを入れると天井の窓から 星空も見える
わしゃわしゃとシャラ姫の髪を洗う 「リンスは・・と」
リンスやらトリートメントをして 艶やかな黒髪を整える ついでに長めの自分の黒髪も洗う
「リジャの目 綺麗 うふ」「そうですか?お姫様の青の瞳も綺麗ですよ」
「うふふ 背中洗ってえ」「はいはい」
浴槽にゆっくりと浸かる 「はあ~気持ちいい 眠くなりそう」リジャ
シャラの方は 浴槽に浮かべたアヒルちゃんと遊んでいた
「楽しいですか お姫さま?」「うん、リジャと一緒だから」ニコニコと笑う
「それに 手下のアヒルちゃんもいるから!」玩具のアヒルちゃん達の事であった
ダンジョンの中で 数百年 モンスターとして過ごして来た 吸血鬼の御姫様
稀なレア、モンスター
ずっと・・・
たった一人だけで ずっと・・・
「此処のオーナー 前の店主と会う前は 一人きりでしたか?」リジャ
「そう でもダンジョンの温泉で他のモンスターとよく遊んだり、食べたりした」
「・・・・・」食べた?友達を食べたですか?
怖くて聞けないリジャ
「そろそろ 上がりますよ」「うんリジャ」
風呂から上がり シャラをタオルで拭き リジャの風魔法で髪を乾かしてしまう
「ぽかぽか・・うふふ」「良かったですね」
シャラは下着のカボチャパンツに 可愛いピンクのネグリジェをチョイス
リジャの方は お店に常備している 替えのシャツに下着、パジャマである
明日の分の服もロッカーから準備
なお、多くはないが 店には冒険者用の替えの服や下着も販売物として置いていた




