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1.癒月家の言い伝え

僕は癒月 聖夜(ゆづき せいや)


癒月家は、日本で一二を争うほどの古くからある由緒正しき名家だ。


そんな癒月家には、ほとんどの人が知らない言い伝えがあった。


『宇宙のどこかに龍だけが住んでいる星があった。そこには数百頭の幼竜がおり、成龍になれば、自分で星を作り、その星を守護、管理する。


その中で、癒しと浄化の力を持つ龍、ユインは月を創った。

ユインの友達の水と木の力を持つ龍、ヒルスは地球を創った。

地球にはたくさんの生物が住み始めた。

ヒルスがすべて管理することができなかった。だから、眷属を神として各所に送り込んだ。

最初はそれでうまくいっていた。


だが問題が起きた。その原因は人間だった。

人間はとても強欲で、文明発展していくためという名目で、木を切り水を汚した。

それだけではなく、人間同士で争い、ヒルスが作った自然を壊してしまった。


それが原因で、ヒルスの眷属の大半は、穢れや触りに侵されてしまい、命を落としてしまった。

ヒルズは怒りに任せ人間を滅ぼそうと考えた。


そんな時、ユインがヒルスの怒りを鎮め、そして、争いに参加しなかった一人の人間に自分の血を与えた。

“定期的に穢れを浄化させる”ということを約束させ、ユインは月に帰った。


その人間が、癒月 (みやび)だった。

それが始まりで、癒月家に、数十年に一度、ユインの血を通常より、濃く受け継ぐ子が生まれる。

また、数百年かに一度、ユインの血をより濃く受け継いだユインと同等か、それ以上の特別な力を持つ子が生まれる。特別な力を持った子には“()()()”が使えるようになる。そしてほかの世界も救わないといけないという使命がある』と


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