表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/11

ひとりごと

 


 あの頃はよかったなぁ。


 そういう大人の感傷が、私は大っ嫌いだった。

 戻れないのに、昔を懐かしんで「今」を蔑む。大人のしみったれた情けない言葉が、嫌で嫌でしかなかった。

 私はとても楽しい「今」を過ごしているのに。

 それが汚された気がして、不快でしかなかった。


 二十三歳。

 二十三歳の私は、「そういう大人の感傷」がどういった気持からくるものかわかるようになってしまった。

 それが嫌で、必死に目を逸らすかのように、その言葉を呟いたことは一度もない。

 

 この場所に帰ってきた今も。



 

 

 次話から本編に入ります。

 全体として、中編くらいの長さになる予定です。


 大人になるとはどういうことなのかを、まだまだ子供気分の私視点から考えたお話です。


 誤字脱字、その他もろもろ感想などありましたら、ぜひ教えてください。

 よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ