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ステンドグラスの鳳凰

幸村は夕矢の顔を一瞥し

「恐らく、このダイヤモンドの位置に導くということなのかもしれないな」

と告げた。

「夕矢君、君はここ以外でも見てきたのかな?」


夕矢は正直に頷き

「見てきました」

と答えた。

「絵に描いたのは初めてだけど」


幸村は笑むと絵を夕矢に渡し

「これは君に預けよう」

と言い

「私が必要になった時には見せてもらいに行く」

と告げた。

「出来れば、今まで君が見てきたその区画の絵も描いて残しておいてもらえると良いかもしれない」

君が見てきたそれらはその区画の心臓部だと思うし今は君にしか見れないものだからな


夕矢は頷いた。

「わかりました、俺覚えているから書いて残しておきます」


幸村は夕弦を見ると

「約束通りに国分家と伊達家と一ツ橋家に関しては連絡を取れるようにしておく」

後で連絡先を教える

「ただ、闇雲に君たちのやろうとしている事を是と思えるかどうかは分からないとだけ言っておく」

と告げた。


夕弦は頷いて

「はい、そのように伝えておきます」

と答えた。


幸村は笑顔で

「是と言える情報を待っている」

と告げた。


夕弦と夕矢と剛士の三人は国分家を後にすると仙台の家へと戻った。

その夜の間に夕弦は津村隆と白露元に連絡を入れ、幸村の言葉を伝えた。


その言葉の意味を二人は理解しており元は

「父にも言われた」

混乱なく実行できるように津村や夏月や允華たちと考えている

と夕弦に返した。


夕弦は翌日に剛士と夕矢に

「次は新潟に行く」

と告げた。

「日本海側に移動する」


夕矢も剛士も頷き

「「わかった」」

と答えた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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