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ステンドグラスの鳳凰

怪盗クロウとの二度目の邂逅をして数週間が経った。

6月の下旬には春彦から頼んでおいた怪盗クロウのこれまでの犯行の詳細がLINEで送られてきた。

被害にあった美術館と美術品と所有者の情報が纏めて載っていた。

その上で『俺は美術館ではなく恐らく所有者と美術品に対して怪盗クロウは何かを持っていると思う。そこを突き止めない限り彼は盗み続けると思う』と付け加えられていた。


夕矢はそれを見て

「確かに全部同じではないけど同じ名前が何度も出てるな」

と呟いた。


怪盗クロウ…仙台秋保美術館の絵も所有者が取りに来て戻る途中で結局は盗まれてしまったのだ。


夕矢は自室の窓から仙台の夜景を見つめ

「絵の扱いも盗み方も詩音ちゃんとは全く違う」

プロ…ぽいよな

と呟き

「きっとまた遭遇することになる」

と目を細めた。


それは確信に近い予感であった。

外は梅雨の雨も止み、少しずつ夏の空気が夜の闇の中でも広がっていた。


写真推理


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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