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怪盗クロウ再び

夕矢は笑顔で

「はい、お久しぶりです」

と答え

「あの、怪盗クロウのことなんだけど」

と告げた。


悟は今回の依頼の内容を知っているのだ。

話は早かった。

「ああ、怪盗クロウだな」

夕矢君は確か今年の1月に関わっていたな


夕矢は頷いて

「うん、今回も何だけど…今日聞いた話では他でも出没してたって…三嶋さんが知っている事だけで良いんだけど教えてもらいたくて」

と告げた。

「俺の知り合いに二人ほど凄い推理力を持ってる人がいてクロウが金の為なのかどうなのか知りたくて…それで」


悟は事務所で笑みを浮かべると

「なるほどな」

協力してもらうのに情報が必要だってことか

「夕矢君のテリアーサー君たちだな」

と小さく笑った。


夕矢は首を傾げると

「照り焼き?」

と呟いた。


悟は「いや照り焼きじゃないよ」と言いつつ

「俺のところに流れてくる情報をLINEで送っておくので探偵君たちに宜しくと伝えてくれ」

と告げた。


夕矢は笑顔で

「ありがとう、三嶋さん」

と答え、通話を切るとLINEに流れてきた情報をメモに取り兄の夕弦と末枯野剛士を通じて知り合いになった白露允華と夏月春彦に連絡を入れた。


豊富な知識を持って推理する白露允華に、独自の情報収集力を持ってその機動力で推理する夏月春彦。


夕矢にとって二人はある意味そう言う方面の力強いブレーンである。

つまり、夕矢はその点に関してはからっきしなのだ。

美術品や宝石などの鑑定や特殊な技能と知識は身につけたが推理や情報収集はダメなのだ。


夕矢は允華と春彦とのグループLINEにヘルプチャットを打った。

「実は怪盗クロウって絵画を狙う盗人がいるんだけど聞いたことない?」


二人の返事は早かった。

允華からは「ごめん、聞いたことない」であった。

春彦からも「俺もないけど、夕矢君は怪盗に好かれてるよな」と返った。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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