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怪盗クロウ再び

夕矢は丁寧に見て

「…森宗光は江戸時代後期から明治初期の人だから絵を描いた時期を考えると大体150年から160年くらい」

と言い

「単眼鏡での確認だけだけどクラクリュールの状態を考えたら経年劣化のひび割れは同年代くらいと判断できる」

もっとも保存状態にもよるけど

「今は…サインを見ても森宗光の物だと思う」

と告げた。


勝男はホッと安堵しかけて

「届いてからここに保管してこの美術館のスタッフだけしか触っていないので…ここで本物でなければ安積美術館を疑うしかないですよ」

と困ったように笑った。


夕矢は「あ」と声を上げると

「確かに」

とアハハと笑った。


剛士もそれには苦笑を浮かべるしかなかった。


勝男はケースに直し二人と共に部屋を出ると鍵をかけて

「今夜中に絵の点検と設置作業を行います」

業者から専門の人を呼んでいるので

と告げた。


剛士は頷くと

「我々もそこに立ち会った方が…」

と告げた。

が、勝男は少し考え

「他の美術館の話から怪盗クロウが盗みをしたのは全て開館中ですし」

作業中は全員神経を集中しているのでうろつかれると反対に邪魔になるので設置後が助かります

と答え

「開館二時間前には来ていただいて警備の打ち合わせをしていただけますか?」

と告げた。


剛士は「わかりました」と答え

「では開館時間が10時なので午前8時に来るようにいたします」

と告げた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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