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怪盗クロウ再び

夕矢はケースを見て

「今、絵を見せてもらってもいいですか?」

と勝男を見た。

「現物を確認しておきたいんです」


勝男は頷いて

「はい」

と答え、ケースを手に保管庫の修復や保全のための作業台の上に乗せると手袋をして丁寧に絵を出した。


絵は額縁に入っておらず裸の状態であった。

夕矢はウエストバッグから単眼鏡を出すと絵を傷つけないように注意しながら最大倍率にして絵の劣化状況とサインを丁寧に見た。


その様子に勝男はほぉと息を吐き出すとその様子を見ている剛士を見ると

「あの、もしかして…彼が…美術鑑定などを?」

と問いかけた。


通常は大人の剛士がメインで警備や鑑定などをして青年の夕矢が手伝いをすると思うものである。


勝男もそう考えていたのである。

が、この状況を見る限り専門知識は夕矢が持っているのでは?と思わずにはいられなかったのである。


剛士は頷き

「先程報告させていただいたように彼が専門知識を持っているので」

私は主に警備の方を専門にしております

と胸ポケットから警察手帳を見せた。


勝男はハッとして

「そうでしたか」

と頭を下げた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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