表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/123

写真探索再び

夕矢と詩音はまだ回収の済んでいない写真と写真の場所の割り出しをこのまま兄の夕弦と末枯野剛士と共にすることを全員に告げた。


それに関しては隆も白露元も承諾し資金面などの協力をすると告げた。

写真は14枚あるのだ。

その中に磐井栞が言っていた統括するモノがあるのだろう。


日本の特別な家系を支える中枢を統括するモノが。


夕弦と末枯野は直彦が退院するまで東京に滞在することを白露元と津村隆に告げた。

取り敢えずは一時中断ということだ。

もちろん、夕矢も詩音も東京で暫く滞在することになった。


夕弦は夕矢を見ると

「久しぶりに家へ帰ろうと思っているがどうする?」

と聞いた。


夕矢が詩音を見ると彼女は小さく頷いた。

「私は大丈夫だよ」


言われて、夕矢は夕弦に

「俺も帰る」

と答えた。


そして、詩音に会って欲しい人がいると伝えると久しぶりにあの家へと帰ったのである。

様々なことが明らかになり兄の夕弦と末枯野は白露元と津村隆と夏月直彦の5人で情報整理に追われることになるだろう。


磐井栞が言った場所がどこなのか。

そして、残りの13か所をどうするのか。


彼らが望むことは日本の特別な家系を支えるものの変革なのだ。

その一子相伝のそれがこれまで悲劇を生んできた。


血という流れを研ぎ澄ますためにどれだけの人間が犠牲になってきたか。

彼らが愛した女性もまたその犠牲者なのだ。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ