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ヒノキめ!目がかゆいぞ!

とりあえずヤンキー達は魔物と戦うことが決定した。

後はどうやって戦うのかだね。


「みなやる気になってくれて助かる!できる限りバックアップもするのでよろしく頼む!それでは漸く詳細について進めるが…ここからは本来説明するはずだった宮廷魔道師長のアルタ殿にお願いする。」


魔道師長か、召喚もあるし魔法的なものがあるみたいで良かった。僕はヤンキー達と違って極端な肉体派じゃないし、使えれば自分でも活躍できるかな?わくわくしてきた。さっきから呆然としてたおじさん達の中から一人、おじいさんと呼べそうな立派な長い髭の人が、はっと正気を取り戻して一歩前に出てきた。


「儂がアルタじゃ。よろしくお願いするぞ、勇者達よ。」


「ところで勇者って何だー?」


「うむ。召喚により呼ばれた者達は特殊な力を持ち、勇者の素質を持つと言われておるのじゃ。過去の事例では、その強さは一騎当千と記録されておる。その特殊性のひとつが独自武器じゃ。」


独自武器?聖剣とかかな。ヤンキーに聖剣…


「独自武器は、勇者が武器よこい!と念じると出てくると記録にある。出し入れ自由な上、不壊。そして持ち主と共に成長するのじゃ。勇者達よ武器をよこいと強く念じてみるのじゃ。心を形作る武器がでてくるはずじゃ」


自分の武器ということでヤンキー達も興味を持ったようだ。念じるどころか、こい、こい叫んでるやつらが多いよ。うるさいなぁ。


じゃあそろそろ僕も念じてみよう。ヤンキー達より先にでたら目立つから待ってたけど、楽しみな気持ちを押さえるのはもう限界だ。ヤンキー達の前には光が集まりだし形作ろうしているし、もういこう。


(武器よ!こい!)


念じると目の前に光が集まりだし、そして…



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