表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

002

個人名はまだ考えてないです

白い光に包まれ気を失った僕たちが目覚めたのは石造りで円形の薄暗い部屋の中央付近だった。


クラスにいた全員がほぼ同時に目覚めた様だけど、早速騒がしい。やれここはどこだ、腹が減っただの、目付きが気にくわねぇだとケンカを始めようとするやつもいますね。


そんな中僕が割と冷静でいれるのは、これが所謂召喚だと考えているからだ。ヤンキーはラノベとか縁がなさそうだし、戸惑っても仕方ないかも知れないね。ヤンキー校には嫌気が刺していたし少しわくわくしてきたよ。

今気づいたけど周りにはそれなりに人がいる様だし、とりあえずは目立たないようにしていよう。などと考えていると装飾がすごく高そうなローブ?を纏ったおじさん達が何か言いに僕たちに近づいてきたようだ。


「皆様!落ち着いて下され!」


「ああん!んだこら!?」


「えぇ…」

せっかく説明してくれそうなのに一番近くにいたヤンキーAが絡んじゃったよ。しかも近くのヤンキーB、Cも寄っていったし


「やんのか。おい!?」


「つーか。ここどこだよ、ああ!?」


「いや、あの…」


さすがヤンキー喧嘩腰である。同じ人種とは思えない行動力ですね。おじさん達も経験豊富そうだけと少しビビってますね。なんかすいません。


「全て説明しますのでまずはお聞き下され」


説明すると言ってるのに、ああ!?とか、おお!?とか威嚇を続けるヤンキー達のせいで話が進まない…。静かなのはヤンキーの中でも硬派系の数人と、兄貴とか頭とか呼ばれてる頭角を現してる人達のようだ。


「私が説明しよう!」


「「「!?」」」

急に出てきた全身を鎧に包まれた人から発せられたプレッシャーと大声によってヤンキー達も僕も体が強張ったよ。お陰で静かになったけど誰だろうか?






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ