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第3話
鈴中麗奈が転入してきて数ヶ月が経った。
今のところ何の問題も無さそうなので、オレは特に気にも止めず、いつも通りの仕事や生活をしていたのだ。
だが、そんなある日。
校舎の電気系統の工事をしていた時だった。
日程がタイトな性で、授業がある平日でも工事が進められている。
もちろん危険なのは重々承知で、あらゆる対策は錬られていたのだ。
いや、「はず」だった。
なぜなら、実際にそれは起こってしまったからだ。
鈴中の頭上で!
俺の眼前で!
もったいぶった話展開で申し訳ないです。