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「あ〜あひどい目にあった。あれもう帰ってる?ただいま〜」


珍しく百花が俺より先に帰ってる。

それにしても、あれはひどかった。

いつもは寝ないのにどうしたのかと聞かれ、

嘘をついたら長くなりそうだし、この先生はゲームが好きな先生だから、正直にゲームが楽しみで眠れませんでした、と正直に答えたら、やりすぎるなよと注意されたが、そこからが長かった。

日頃いろいろ溜まっていたのか、どう考えても愚痴にしかならないものを聞かされ続け、その声が聞こえたのか先生が先生に怒られるのを見せられ、かなりいろんなことがあった。


「お帰りお兄ちゃん……お兄ちゃんも先生に怒られたの?」


「怒られた感じではないな。お前は、怒られたのか?」


「うんいつものことだが寝るなって怒られたの」


おまえ、いつも寝てるのか。


「そうか。でもなんでおまえは今日は俺より先に帰ってるんだ?」


「今日はなんか短く終わったの。悪口が聞こえるって言ってどっか行ったの」


ん?もしかしてあの愉快な光景は百花が怒られてたのも原因なのか?そういえば、あの先生は百花の担任だったような。


「そういえば、巧が名前で検索できて、フレンド登録できるって言ってたから、つける名前を教えてくれ」


巧のキャラクターの名前は聞いたから、百花のも聞いておきたかった。

巧とは俺が説教された後にたまたまあった。部活帰りだったらしい。そのあと俺は巧のキャラクターの名前を聞いておかないと誰が巧か分からなくなってしまうかもしれないということに気付いた。巧は『シーダー』にするらしい


「百花の?ブルーマウンテンかな?」


「おまえ考えてなかっただろ」


「うん。じゃあアクイレギア」


「まあいいや。じゃあ始めようか」


「うん!」


共同の部屋にあるVRゲームの中に入るための機械を取り付け、


「ログイン‼︎」


ちなみにアクイレギアは、花のアクイレギア・スコプロラムからとりました。

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