の取り方
「な、なんだって〜」
なにやってんだ俺は。
「おまえになら別に見せても大丈夫なんだけどな」
「え、そんなに信頼されてるの」
「いや、悪用できるほどかしこい頭じゃないことはよく分かってるから」
「馬鹿にされてる‼︎」
まあ、悪用するようなのじゃないっていうこともわかっているけど。
思ったが、言わない。調子に乗るから。
「とりあえず見せてよ」
「ああ」
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『アイオライト』 『ヒューマン』
skill 7
active 『風魔法Level.1』 『栽培Level.2』『採取Level.2』『読書level.1』『掃除level.1』残り5枠
passive 『器用さ増加Level.2』 『筋力増加Level.2』 『知力増加Level.1』『素早さ増加Level1』残り11枠
控え なし
original 『中二病level.1 』『発想Level.1 』
称号 痛い奴 originalスキル『中二病』
装備 頭() 胴() 脚() 手() 武器(始まりの杖)
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「こんな感じだぞ」
「お兄ちゃん、なんで2つoriginalスキルがあるの?」
「いや、現実の昨日手に入れたんだよ」
「なんで教えてくれなかったの?」
「いや、シーダーの方が多かったから」
「シーダーの方が多いの?」
「ああ、あいつは、現実の昨日で2つoriginalスキルを持っていた」
よし、話を逸らした。
「スキルもあいつはいっぱい持っているぞ」
「どんな風に手に入れるの?」
「さあ、称号の『等しい割り振り』っていうものの報酬みたいだけど。あと、もう一つは、初めて称号を手に入れた報酬みたいだぞ」
「うん。無理」
まあ、狙ってできるものじゃないから仕方ないな。
「で、お兄ちゃんのは」
「後から自分で色々やって、手に入れた」
「じゃあ言ってもいいじゃん‼︎」
少し怒りながら迫ってくる。
こちらが座っているため、威圧感がとても大きく感じるぞ‼︎
「ま、待ってくれ。このスキルを手に入れるのは、とても、厳しいぞ。あんな思いをして手に入れるものじゃない」
なんか、口調が崩れた気がする。
「どうやって手に入れるの」
「それは、その、まあ、思い出すのも恥ずかしいレベルのことを」
「え、もしかしてエッチなこ「違うわ‼︎スキルの名前と称号でわかれよ‼︎」知ってたよ。わかってるって」
危なかった。なんていうか本当にいろんな意味で危なかった。
こいつってやつは、油断するとすぐ下に走る。
というより、わかってやっていたのか。これは、お仕置きをしなければ。
「ねえ、お兄ちゃん、なんでそんな表情をしてるの?いやな予感がするよ」
「大丈夫、大丈夫明日の晩御飯は人参をたっぷり入れるだけだから」
「全然大丈夫じゃないよ〜許して」
「じゃあ好き嫌いせずに食べるんだぞ」
「はぁい。ってあれ許してもらえてない?」
そんなわけがないじゃないか。さあ、明日の晩御飯は何にしよう。
ありがとうございます。




